コンディットは立ち上がり、スイッチからトップを奪い返す。GSPはすぐにリバーサルの仕掛けから隙間を作り、ダブルレッグでまたも上下を入れ替える。残り20秒、右のパウンドを落しながら、GSPはバックに回り込むと、ヒザ十字狙いを察知し反応。ここで4Rもタイムアップに。

最終回。GSPが失ったのは3Rのみと思われるが、コンディットがどのような攻めに出るか。オーソから右ハイ、バックキックを見せるコンディットだが、GSPはスーパーマンパンチの要領でその場で細かいパンチを出す。バックキックを見せるコンディットが、右を放つとGSPのシングルレッグにすぐにスイッチを仕掛けていく。両者スタンドの間合いに戻ると、コンディットのワンツー、左ローがGSPを捉える。

続く左ハイはブロックしたGSPは、左ジャブを伸ばす。さらにジャブ2発から、右ストレートを打ち込むと、コンディットが一瞬棒立ちに。そのままテイクダウンに成功したGSPは左のパンチを入れる。上体を起こしたコンディットのバックに回り込んだGSPは、コンディットの前転やブリッジなど、全てに反応し対処していく。

残り20秒、クローズドからキムラをコンディットが仕掛けるが、時間がなくなり技を解いたところでGSPはエルボーを落とし、5Rの激闘に終わりが告げられた。結果、ジャッジ2人が50-45をつけるという裁定でGSPが王者統一を果たした。次について尋ねられたGSPは「バケーションを取って、それからキャリアにとって最上の選択をしたい」と言うに留まった。

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