4日に全体練習へと復帰したドルトムントMFの香川真司。早ければ最終節にもユニフォーム姿の香川が見られるかもしれない。

 そんな香川が、クラブのチームバスを提供しているMANグループのCMに、ドルトムントのチームメートやドイツ代表として2002年日韓ワールドカップでも活躍したオリバー・カーン氏とともに出演し、一足先に元気な姿を見せている。

「チームバスにウィニングショットを放て」と題されたCMは、まずスヴェン・ベンダーがバスを運転しピッチへと入ると、マルセル・シュメルツァーがボールをバスの開かれたドア目がけて蹴り込む。車内ではベンダー、ヤクブ・ブラスチコフスキ、香川が妙技を披露。そして香川がバスの後部ドアからゴール目がけてシュートを放つと、GKロマン・ヴァイデンフェラーのセーブをかいくぐりウィニングショットが決まる。最後にはカーン氏が現れ、ドルトムントの優勝をウィットの効いたコメントで祝福するといった内容だ。

 このCMは話題を呼び、数日間で300万人以上の視聴があったという。MANグループのフランク・ルッツCEOは、「今シーズンは素晴らしかったね。MANグループはドルトムントのパートナーであることを誇らしく思うよ。このCMは我が社からの優勝のお祝いだ」とコメントしている。

【関連記事】
ドルトムントがドイツU−21ドイツ代表の“エジル2世”と契約合意、シャヒンの後釜か
FIFA公式サイトがドルトムント香川の全体練習復帰にフォーカス
ドルトムントのリーグ制覇を喜ぶ香川「心から嬉しく思う。来季のCLがすごく楽しみ」
若い選手を牽引し優勝に導いたクロップ「若い選手たちがとんでもないことをやってのけた」
宇佐美、乾に欧州が関心。レオナルドとクロートが語る「日本人選手の価値」とは