いよいよ本日(7月14日)より東京ビッグサイトにて「WIRELESS JAPAN 2010」が開幕した。

今年のNTTドコモは、「WIRELESS JAPAN 2010」の会場だけでなく、スペシャルサイトと会場を結び、そのレポートをPCやスマートフォン、携帯電話で会場外から見ることもできるのだ。


■国内で一足早くLTEの提供を開始するNTTドコモ
今年の目玉といえるのが次世代通信規格「LTE」。NTTドコモは他社に先駆けて12月から提供を開始する予定だ。今回の「WIRELESS JAPAN 2010」のNTTドコモのブースでは、そんな「LTE」を一足早く体験できる

「LTE」という言葉を聞いたことはあるけど、よく知らないという人も多いだろう。一言で言えば「LTE」とは、携帯電話を大きく変える技術なのだ。

現在、携帯電話やスマートフォンで利用されているのは、3Gという通信規格だ。「LTE」は、Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)と呼ばれる3Gの上位規格で、第4世代携帯電話(4G)との間に位置、スーパー3Gや3.9Gとも呼ばれている。

実際に「LTE」が提供されれば、現在の3Gに比べて高速・大容量・低遅延が実現される。具体的には、3G通信の5〜10倍近い速度を利用できるようになるばかりか、遅延も少ないため、例えばオンラインの格闘ゲームが携帯電話やスマートフォンでもプレイ可能になるともいわれているのだ。

つまりパソコンや専用ゲーム機がなくてもオンラインゲームが楽しめたり、高画質な動画を移動中でもストレスなく見られたりするというわけだ。


■Xperiaなどのスマートフォンでデコメも絵文字も使い放題になる
そして、もう一つの目玉が、ドコモが提供するXperiaをはじめとしたスマートフォンのiモードメール対応だろう。

9月に提供開始される「spモード メールサービス」では、ドコモのスマートフォンでiモードメールが利用できるになる他、絵文字やデコメもバッチリ使える。その「spモード メールサービス」も今回の「WIRELESS JAPAN 2010」で一足早く体験できるのだから見逃せない。


■ケータイで3Dや「AR」が近づいてきた
さらに、今もっとも関心が高まっているのが「AR」技術(拡張現実感)だろう。今回、ドコモブースでは、「Mobile AR技術」や「ゴルフ版直感ナビpowered by Shot Navi」のレポートがネットを通して配信される。「Mobile AR技術」では、例えば観光案内図にケータイをかざすと観光スポットが3Dで浮かび上がるといった具合だ。


■会場にいけない人は、スペシャルサイトのレポート配信でチェック
実際に体験したい内容が盛り沢山の「WIRELESS JAPAN 2010」ドコモブースだが、全国全ての人が会場に足を運べるわけでない。

だが、諦めるなかれ。今年は心配無用だ。
スペシャルサイトでは、会場から展示詳細や動画レポートが配信されるのだ。

今回のスペシャルサイトでは、ドコモブースの出展情報、社長のメッセージ動画に加え、出展内容の動画配信もされるので、「WIRELESS JAPAN 2010」に来場できない人でも、ドコモの最新技術が思う存分に体験できる。


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■WIRELESS JAPAN 2010
会期  :2010年7月14日(水曜日)〜16日(金曜日)
開催時間:10:00〜18:00(最終日17:00終了)
会場  :東京ビッグサイト(東京国際展示場) 東1・2ホール/会議棟