ロンドン五輪出場を目指しながら、芸能プロダクション・セント・フォースと契約した女子バドミントンの潮田玲子が、フジテレビ系列のスポーツ番組『すぽると!』(2日放送分)でキャスターとしての活動を本格的にスタートさせた。

同番組では『○○シオ』という、女子アスリートの本音に迫る冠コーナーを持つ格好で迎えられた潮田は、「私、潮田玲子にとって、すぽると!での初のお仕事です。試合よりも緊張しているんですが、頑張りたいと思います」と挨拶。初回のゲストには、ビーチバレーの人気ペア、浅尾美和&西堀健実が登場した。

プレイベートでは、浅尾と親交がある潮田は、西堀にも「すっごい会いたかったんですよ」と笑顔で語りかけ、トークがはじまった。

だが、実際には、潮田がリードをしてトークが進んでいくものかと思いきや、ロンドン五輪出場を目指す浅尾が、「(潮田は)オリンピックに出て、次またオリンピックを目指そうっていうモチベーションが凄いと思う。私たちはまだ出たこともないから」と絶賛すると、潮田も「今しかできない。あそこのコートに立った時に、チャンスがあればもう一度立ちたいって思いますよ」と熱く語り、その後も、浅尾&西堀が五輪に関する質問を重ねたことから、聞き手と語り手、その立場は次第に変わっていった。

その他にも、五輪入場式での待ち時間の長さや、選手村でのこと。浅尾が「選手村って、日本選手がみんな一緒で、そういう時にレイちゃんとか電話番号訊かれたりする?」と質問すれば、「ないないない」などと饒舌に答えた潮田。コーナーの後半には、デジカメで撮影した写真をもとにトークを繰り広げたり、また、バドミントンのシャトルに書かれた質問を二人に投げかけていくなど、自らのコーナーを盛り上げて挽回。その初回は合格点といったところだったか――。