6日(土・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのスコットトレード・センターでは、ストライクフォース「Lawler vs Shields」が開催された。

エリートXC配下選手を獲得したリニューアル後のレギュラーイベント第二弾は、CBS中継イベントにも負けないオールスターキャストで行われ、まさに“新生”を印象づける豪華ラインナップとなった。

TUF10への出演が決まった元エリートXC・CBS中継イベントの目玉=キンボ・スライスや、美女最強戦士ジナ・カラーノがいないメインイベントでは、元エリートXC世界王者対決、ロビー・ローラーとジェイク・シールズが、182ポンド契約のキャッチウェイト戦で激突した。

“非UFC系最強対決”とも言える両者の一戦だが、いざ試合が始まれば、シールズがギロチンで快勝。ローラーの打撃をほとんどもらうことなく、自らの得意分野で勝負を決めた。

その他にも、米SHOWTIME中継が入るTVマッチでは、注目カードが続々と実現した今大会。元UFC王者で1月のエメリヤーエンコ・ヒョードル戦が記憶に新しいアンドレ・オルロフスキーは、MMA9勝0敗のパーフェクトレコードを持つブレッド・ロジャースと対戦したが、周囲の予想に反し、試合は22秒でオルロフスキーがTKO負けを喫するまさかの結末に。また、階級で上に立つスコット・スミスは、“悪童”ニック・ディアズの長い腕から繰り出されるパンチにリズムを掴むことができず、度重なるボディーブローを受け、失速したところを最後はリアネイキドチョークを極められた。

さらに、日本でもお馴染み、(こちらも元UFC王者)ケビン・ランデルマン、フィル・バローニは、ジョー・リッグス、マイク・ホワイトヘッドとそれぞれ対戦するも、揃って判定負けを喫した。

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<Strikeforce:Lawler vs Shields 全試合結果>
第11試合182ポンド契約/5分3R×ロビー・ローラー
(米国)1R2分2秒
ギロチンチョーク
詳細はコチラジェイク・シールズ○
(米国)第10試合ヘビー級/5分3R×アンドレ・オルロフスキー
(ベラルーシ)1R22秒
TKO
詳細はコチラブレッド・ロジャース○
(米国)第9試合180ポンド契約/5分3R○ニック・ディアズ
(米国)3R1分41秒
リアネイキドチョーク
詳細はコチラスコット・スミス×
(米国)第8試合ウェルター級/5分3R○ジョー・リッグス
(米国)3R終了
判定
詳細はコチラフィル・バローニ×
(米国)第7試合ライトヘビー級/5分3R×ケビン・ランデルマン
(米国)3R終了
判定
詳細はコチラマイク・ホワイトヘッド○
(米国)第6試合175ポンド契約/5分3R○ジェシー・フィンニー
(米国)1R1分55秒
キムラアームロック
ジョシュ・バウムガーナー×
(米国)第5試合ライトヘビー級/5分3R×ハファエル・フェイジャォン
(ブラジル)2R4分5秒
TKO
マイク・カイル○
(米国)第4試合ライトヘビー級/5分3R○ブッカー・デローサ
(米国)1R4分6秒
TKO
ジェイムス・ワイド×
(米国)第3試合ウェルター級/5分3R○タイロン・ウッドリー
(米国)1R4分20秒
アナコンダチョーク
サルヴァド・ウッズ×
(米国)第2試合ミドル級/5分3R×スコット・ヴァンティミリア
(米国)1R3分26秒
反則
ルーカス・ロペス○
(米国)第1試合ライト級/5分3R○パット・ベンソン
(米国)1R2分18秒
腕ひしぎ十字固め
デイブ・コクラン×
(米国)