――Perfumeと言えばやはり、プロモーションビデオの完成度がすごく高いと感じているんですけど、ライブで実際に歌って踊っている姿を目の当たりにすると改めてすごいなと思いまして。Perfumeならではの特徴あるダンスは、どなたかが考えられているのですか?

あ〜ちゃん:はい。振り付けの先生がいます。

――1曲を覚えるのに、大体どれくらい時間が掛かりますか?

あ〜ちゃん: 2時間から3時間くらい。

――えっ!そんなに早くアレを覚えちゃうんですか?

のっち:アクターズスクールの時からずっとお世話になっていて、Perfumeの曲をほとんど全部やって下さっている先生なので、やりやすいんです。

あ〜ちゃん:でも、振りはすごく変わっていて、結構頭の体操的な動きが多いんですよ。1番と2番で同じ様な振りっぽいけど、ちょっと違ったり。足の踏み方が右と左で始まり方が違うとか。手の振りがすごく似ているけど、ちょっと違うとか。覚えるのは結構難しいですけど、必死に頑張っています(笑)。

――それにしても、2〜3時間というのは驚きましたね。

のっち:そうですかね?

かしゆか:でも、頭がパンクしそうになります。その後はもう誰とも話せない状態みたいな。

のっち:帰って次の日は、一旦忘れるんですよ。「全然思い出せない!」ってなるんですけど、次の次の日ぐらいになると、なんか完璧に覚えているんです。

――今年4月から3人とも大学に入学して、学校に通いつつ、練習はどれくらいのペースでされているんですか?

一同:練習は…(苦笑)。

あ〜ちゃん:あまりしていないですね。

かしゆか:普段はそんなに。

――ライブが近付いたら、直前にリハーサルする感じですかね。

かしゆか:それはしますけど、そんなにガッツリ決め込んでやるというよりは、自分達のライブの形も結構自由な、ユルいというか。キメる所はキメて、トークの所はユルくてとかなので、あまりライブ全体を作り込むということはしないです。

あ〜ちゃん:台詞とか決まっているわけじゃないし、トークもいつも当日の出る5分前とかに「何を話そう?」「アレ言おうよ」という感じで決めるので。もう全部フリーというか本当に台本の無い、曲だけ決まって並んでいるという感じで。だからリハとかあまりしないです!(笑)

――ライブもレコーディングと同じで、数を重ねるごとにリハーサルの回数も少なくて済むようになったんですね。

あ〜ちゃん:それはあります。昔はもうガッチガチに決めて、全部練習して、しゃべることも全部書いて、台詞分けしてみたいな感じだったんですけど。

――成長しているということですね!

一同:…(沈黙)。

――アレっ!?(苦笑)。自分達で成長を実感する場面はないですか?

のっち:あまり…。

かしゆか:成長というより、年を取ったかな(笑)。

――えっと、まだ18歳ですよね…。

かしゆか:学年が上になったとか、そういうことばかりですね。

あ〜ちゃん:いつの間にかねぇー、間違って…もう18歳になっちゃいました(笑)。