「出場機会が与えられない理由を聞くために、監督室のドアを数え切れないくらいノックした。でも、何度言っても、毎回同じセリフの繰り返しさ。しかも、選手全員に同じことを言う。イングランドでは、監督室に行くのは時間の無駄だってことを学んだね。たしかに、イングランドのトレーニング施設は素晴らしい。でも、トレーニングの方法論やメンタリティで言えば、25年くらい時代遅れだね」

 ユーロ2008予選で大苦戦を強いられているイングランド代表。突然の3バックシステムの採用が不発に終わるなど、マクラーレンの手腕を疑問視する声は日増しに高まっている。そして、追い討ちをかけるような、元教え子からの酷評。この汚名を晴らすためにも、水曜日のスペイン戦では、内容の伴なった結果が求められる。