J1のFC町田ゼルビアは8日、黒田剛監督(54)との契約を更新したことを発表した。
1995年から青森山田高を28年間にわたって指揮し、高校サッカー界の強豪へと育て上げた黒田監督。
2023年に当時J2だった町田の指揮官に就任し、プロの世界へ。初年度でいきなりJ2優勝を果たすと、今シーズンは前半戦からJ1首位に立つ快進撃をみせた。
ただ主力だったFW平河悠の海外移籍や獲得したDF中山雄太の負傷離脱もあり、夏場以降に急降下。また黒田監督の発言やチームの戦い方などから、誹謗中傷のターゲットともなった。
残り3試合、勝点67で首位に立つヴィッセル神戸とは7差の3位となっている。優勝はかなり厳しくなったが、今年のJリーグを最も盛り上げたチームであることは間違いないだろう。
2025シーズンも指揮をとることが決まった黒田監督は、町田の公式サイトに以下のようにコメントしている。
「日頃からFC町田ゼルビアを支えてくださる、パートナー企業・株主、自治体関係の皆様をはじめとする多くの関係者の方々、そしてどんな時も一緒に闘ってくださるファン・サポーターの皆様。いつも多大なるご支援・ご声援、本当にありがとうございます。
そして、J1初参戦という中で、ハードな首位争いができているのは、日々のトレーニングに対して最高の環境を整え支えてくれる藤田社長をはじめとするクラブスタッフ、いつも全力で取り組んでくれる選手達のお陰と心より感謝しています。
来シーズンもFC町田ゼルビアの監督を務めさせていただくことになりました。私たち FC町田ゼルビアを全力で応援してくださる全ての皆様の期待に応えるためにも、クラブ全体で成長し続けられるように、チャレンジし続けていきます。
先ずは今シーズンの残り3試合を全力で闘い抜きますので、最後まで一緒に闘ってください。引き続きFC町田ゼルビアへのご声援を何卒よろしくお願いいたします」