（NY時間09:54）（日本時間23:54）
ヒムズ＆ハーズ＜HIMS＞　21.02（+0.26　+1.23%）

　ヘルスケア向けのシステム開発を手掛けるヒムズ＆ハーズ・ヘルス＜HIMS＞が上昇。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、売上高が予想を上回ったほか、１株利益、ＥＢＩＴＤＡとも予想を予想を上回った。ガイダンスも公表し、第４四半期のＥＢＩＴＤＡの見通しが予想を上回ったほか、通期も上方修正した。

　今回の決算を受けてアナリストの目標株価引き上げも伝わっている。従来の２４ドルから２８ドルに引き上げた。今回の決算を好調と評価し、成長の加速を強調した。

　「決算は好調であり、売上高の伸びが前四半期比で加速していることに注目している。加入者数は予想を下回ったが、それでも前年比では増加しており、ＧＬＰ－１以外の加入者数は第３四半期に４０％以上増加した」と述べた。

（７－９月・第３四半期）
・１株利益：0.32ドル（予想：0.16ドル）
・売上高：4.01億ドル、77％増（予想：3.82億ドル）
・粗利益率：83.0％（予想：79.2％）
・EBITDA（調整後）：5110万ドル（予想：3870万ドル）
・総加入者数：205万人（予想：206万人）
・純受注件数：266万件（予想：280万件）

（１０－１２月・第４四半期見通し）
・売上高：4.65～4.70億ドル（予想：4.21億ドル）
・EBITDA（調整後）：5000～5500万ドル（予想：4020万ドル）

（通期見通し）
・売上高：14.60～14.65億ドル（予想：14億ドル）
・EBITDA（調整後）：1.73～1.78億ドル（予想：1.50億ドル）

【企業概要】
　ヘルスケア向けのクラウドベースのテクノロジーを設計・構築。セクシャルヘルス、脱毛・皮膚科、プライマリーケア、ビヘイビアヘルスなどの専門分野におけるケアの為に、独自のウェブサイト、遠隔医療プラットフォーム、電子カルテシステム、薬局との連携で、モバイルファーストのサービスを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美