敵地・ロッキーズ戦で54号3ラン…地元局驚き
【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間28日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)の敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4試合ぶりの54号3ランを放った。3階席に飛び込む衝撃の一発。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、スティーブン・ネルソン氏は「2階席に警告だ! おっほっほっほっほっ」と笑いが止まらない様子だった。
地区優勝を果たした翌日の一戦で、大谷が一発を放った。4点リードの6回無死二、三塁で打った瞬間にそれとわかる、右越え弾。58発でメジャートップを走るアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)と4本差にした。衝撃の一打に敵地ではMVPコールが巻き起こった。
ネルソン氏は「54号。3ラン、タイタニックショット!」と大興奮。解説のエリック・キャロス氏も「その男は何をやっているんだ? カウント3-2から、一塁が空いているのに、ど真ん中に投げましたよ。なんてこった」と相手投手のミスを指摘した。
9月はすさまじい数字を残している。試合前時点で打率.376(93打数35安打)、9本塁打、28打点、13盗塁、OPS1.211。25、26日(同26、同27日)のパドレス戦ではいずれも決勝タイムリーを放ち、3年連続22度目の地区優勝に貢献した。メジャーでは23年ぶり史上19人目のシーズン400塁打も達成した。(Full-Count編集部)