(台北中央社)死刑制度は憲法違反に当たるとして、死刑囚37人が違憲審査と執行停止を求めた裁判で、憲法法廷は20日、死刑は犯罪の度合いが最も深刻で、刑事手続きが憲法の最も厳密で正当な法的手続きの要求に合致する場合にのみ適用できるとし、この範囲内では憲法が保障する生命権には違反しないとの判決を言い渡した。
王信福死刑囚ら37人は、死刑制度が憲法に規定される平等権や生存権、目的の達成とその手段の間に均衡を求める「比例原則」に違反するとして、違憲審査を申し立てていた。
憲法法廷は個別の救済について、判決趣旨に合致する状況下において、37人の死刑囚は検察総長(検事総長)に非常上告の申し立てを請求できるとしている。
(林長順、謝幸恩/編集:名切千絵)
わくわくメール
海外トピックス
海外ランキング
- 1
欧州最大の家電見本市「IFA」、中国メーカーに注目集まる画像あり
- 2
本当に「反日感情とは無関係」なのか…深圳日本人児童刺殺で「日本」を隠す、中国の挙動不審画像あり
- 3
死刑制度は「条件付きで合憲」 憲法法廷判決/台湾画像あり
- 4
中国外交部、汚染水海洋放出巡る中日共通認識について説明画像あり
- 5
一面に広がる穀物が収穫期迎える 中国黒竜江省画像あり
- 6
台湾・嘉義の小学校が夏休みの剣道合宿 児童たちが鍛錬に打ち込む画像あり
- 7
欧州最大の家電見本市「IFA」、中国メーカーに注目集まる画像あり
- 8
何立峰副総理、中米経済作業部会の米国代表と会談画像あり
- 9
中国、「天啓星座」衛星4機の打ち上げに成功画像あり
- 10
中国外交部、中日共通認識の発表「深圳の事件と関わりない」画像あり