[画像] 走行中に連結器外れの東北新幹線、発生から5時間後に全線で運転再開…初のトラブルで原因調査

 19日午前8時7分頃、盛岡・秋田発東京行き東北新幹線「はやぶさ・こまち6号」が、走行中の古川―仙台駅間で「はやぶさ」(10両)と「こまち」(7両)の連結器が外れ、緊急停車した。この影響で、東北新幹線は東京―新青森駅間の上下線で運転を見合わせたが、午後1時12分に運転を全線で再開した。

 JR東日本によると、はやぶさ(乗客約200人)とこまち(乗客約120人)の乗客にけが人や体調不良者は出なかった。はやぶさ・こまち6号は、盛岡駅で秋田発のこまちとはやぶさを連結し、午前7時37分に盛岡駅を発車。約30分後に連結器が外れた。

 走行中の新幹線で、連結器が外れたのは初めてとみられ、JR東は今後、車両の点検を行うなど、原因を調べる。