[画像] 「基本的には最前線の位置」JFL鈴鹿のパク・カンジョ新監督がカズの起用法を明言!「展開によってはゲームを落ち着かせてほしい」

 6月25日、J2の横浜FCからJFLのアトレチコ鈴鹿クラブへの期限付き移籍が発表された三浦知良が、国立競技場で記者会見を実施した。契約期間は来月7月1日から2025年1月31日までとなっている。

 また、現役時代には京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)やヴィッセル神戸でカズと共にプレーしたパク・カンジョの新監督就任も発表され、会見に同席した。

 パク・カンジョ監督は「カズさんという大尊敬している選手が加わるというのも、監督就任の決め手の一つになりました」と述べ、以下のように意気込みを語った。

「監督としてはまず、チームが勝つことが大事だと思っています。ただ、私はカズさんが活きることによって、勝てるとも考えています。なので、チームもカズさんも活きるという場面を作り出せるように頑張っていきたいです」
【画像】“11”のトレーニングウェアで練習するカズ
 そして、カズの起用法については「まずはカズさんや他の選手のコンディションを見させてもらって、どのような形で使っていくか決めたいと思っています」としながらも、現段階でのプランを明かした。

「基本的には最前線の位置を考えています。もちろん試合の展開によっては少し下がって、ゲームを落ち着かせてほしいというのもあります。ただ、優先順位が高いのは頂点のポジションですね」

 再共演する二人は、チームに勝利をもたらせるか。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)