スタッド・ドゥ・ランスの伊東純也について、クラブの会長が言及している。

 伊東はリーグ・アンでの2年目となった今季もS・ランスの中心選手として攻撃を牽引し、リーグ戦31試合で3ゴール・7アシストを記録。チームは9位でシーズンを終えた。

 そんななか、フランスメディア『Journal L'Union』によると、S・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長が、今季のチームのパフォーマンスを以下のように総括している。

「我々は自分たちで設定した目標を達成した。しかし、降格した2チームとの対戦で勝点6を失い、ヨーロッパのコンペティションの出場権を獲得できる7位に勝点4差で届かなかったところを見ると、やはり少し悔しさが残る」
【動画】伊東純也のキレキレ高速ロングドリブル
 また、今夏の移籍市場での方針に関する質問には、こう答えている。

「昨夏のマーケットでは多くの動きがあったが、新しいサイクルをスタートさせる必要があったからだ。チームの基盤はすでに整っている。もちろん、チャンスがあれば入れ替えも行なうだろう。イトウに関しては、他のクラブから声がかかるかもしれないが、我々としては彼を手放す可能性はない。この夏には、彼が真のスターである日本でのツアーがあるからなおさらだ」

 その日本ツアーで、S・ランスは8月3日にヴィッセル神戸と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部