4月30日、石原さとみ主演のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)の第4話が放送された。

 石原にとっては、3年ぶりの連続ドラマ復帰作で、初の検事役。20年前の父の死の真相や、12年前の事件などが複雑に絡み合う「サスペンス×ラブストーリー」で、共演は亀梨和也、田中みな実など。

 SNSでは

《30代の大人が大学生役を演じることに無理を感じる》

《目バッキバキの田中みな実、夢に出てきちゃうレベル》

 などのツッコみはあるものの、視聴率は好調だ。第4話の視聴率は7.5%で、第3話の6.8%から急上昇(ビデオリサーチ調べ、世帯平均、関東地区)。同じ週に放送が始まったフジテレビ系「月9」の『366日』との比較では、4回の放送回すべて上回っている。

 そんな好調な『Destiny』だが、SNSではこんな声が……。

《エンディングでドキドキする展開になりテンション上がったのに、あのエンディング曲で台無し》

《どうして、、、椎名林檎の曲が合わない、、、こんな違和感は人生で初めて ドラマの余韻が一気にかき消される感じ》

《この椎名林檎の曲は最後にはしっくり来るのかしらね。曲はとしてはめちゃめちゃ好きなんだけどなぁ》

《毎回毎回、歌が合ってない。せっかくの雰囲気台無し》

「ドラマの主題歌は椎名林檎の『人間として』。依頼を受けた椎名がこのドラマのために書き下ろした曲です。もちろん、SNSには『ドラマにぴったりの曲』だという意見も少なくないのですが、圧倒的に『合わない』『違和感』という声が多い状況です。

 詩の内容やテーマではなく、ハープの音から始まるディズニー的な曲調が合わないという意見が多く見られます」(テレビウオッチャー)

 この曲のリリースに際し、椎名林檎はコメントを寄せ

《すてきなお誘いありがとうございます。法務もの/税務ものは私の十八番です。(中略)ドラマ制作者みなさまからご注文いただいた方向と異なっているのを自覚し、申し訳なく思いながらも、今回は本能へ身を委ねてしまいました。お粗末さまです》

 としている。どうやら、“確信犯”だったようだ。