ゴールデンウィーク(GW)も中盤!海外旅行などのロングトリップを楽しむ人もいれば、後半の予定を決めかねている…なんて人もいるのでは。そこで今回は、今からでも間に合う国内旅行として、広島県宮島の旅を提案。

【写真】もみじ饅頭が揚げ物に!揚げたてアツアツが食べられる。味は5種類、瀬戸内レモン味も

宮島は、美しい瀬戸内海と世界文化遺産の嚴島神社で、京都府の天橋立、宮城県の松島とともに、日本三景に数えられる国内屈指の景勝地。歴史ある遺産や建造物はもちろん、食べ歩きグルメやアクティビティなど楽しめる要素が満載だ。本記事では定番だけではない、裏の宮島の楽しみ方も詰め込んで、一味違う宮島の魅力を紹介!

■宮島に行ったら見逃せないのは、やっぱり大迫力の「嚴島神社」

“令和の大改修”を終えた大鳥居には、干潮時歩いて行くことができる


まず訪れたいのは、定番の嚴島神社。宮島のシンボルとして知られる嚴島神社の大鳥居は、2019年より実施された70年に一度の全面的な工事“令和の大改修”が完了し、宮島を訪れる観光客を再び魅了している。干潮時には、大鳥居まで歩いて行くこともできるのもうれしいポイント。

■GWに宮島に行くなら、こんな“裏”な楽しみ方もおすすめ!世界遺産で潮干狩り!

採れたアサリは無料で持ち帰ることができる


定番の嚴島神社散策と合わせておすすめなのが、裏の楽しみ方、潮干狩り。

宮島は、実は県内でも有名な潮干狩りスポットで、今まさに潮干狩りのベストシーズンを迎えている。世界遺産を眺めながらの潮干狩りは、ほかではできない体験だ。宮島の砂浜では実の詰まった甘いアサリが取れるのだとか。さらに、採ったアサリは無料で持ち帰ることができるのもうれしい。潮の満ち引きのタイミングについては宮島観光協会の公式サイトに潮汐表が掲載されているので、参考にしてみよう。なお、嚴島神社内や大鳥居付近など潮干狩り禁止のエリアもあるので、採る場所に注意しながら楽しむ必要がある。

■嚴島神社だけじゃない!大迫力の穴場スポットで“裏宮島”をもっと楽しむ

実は、前述の嚴島神社だけでなく、宮島にはほかにも大迫力の神社があるそう。定番スポットはもちろん、知る人ぞ知る穴場スポットで一味違う宮島の顔を楽しむ旅を紹介。

「千畳閣」の由来は857畳の畳を敷ける広さ


千畳閣(豊国神社)

嚴島神社から階段を登って約5分の場所にあるのは、千畳閣という神社。実は嚴島神社の構成資産として、世界遺産に登録されている。千畳閣は、建立を命じた豊臣秀吉が建設途中に死去したため、未完成のまま現在に至っているそう。千畳閣といわれる由来は、857畳の畳を敷けるほどの広さ。広大な空間に飾られている大迫力の巨大な天井絵や書は必見。

■千畳閣(豊国神社)

開門時間:8時30分〜16時30分

住所:広島県廿日市市宮島町1−1

拝観料:100円(小、中学生50円)

■“裏宮島”を楽しみながら、大定番のグルメも満喫!宮島の絶品食べ歩きグルメを「表参道商店街」で堪能

宮島といえば食べ歩き!宮島のメインストリート「表参道商店街」は、嚴島神社へと続く約350メートルのアーケード街で、約70店が軒を連ねる。フード系からスイーツまでテイクアウトグルメが勢ぞろい。ここでは大人気の注目店舗を紹介。

【写真】もみじ饅頭が揚げ物に!揚げたてアツアツが食べられる。味は5種類、瀬戸内レモン味も


広島の定番お土産、もみじ饅頭が揚げ物に!その場で揚げてくれるもみじ饅頭の味は、こしあん、クリーム、チーズ、レアチーズ、瀬戸内レモンの全部で5種類。一口かじればそのおいしさに驚くこと間違いなし!

■紅葉堂

営業時間:9時〜17時30分頃

住所:広島県廿日市市宮島町448-1

かじった瞬間魚の風味が広がる


表参道商店街を進むと見えてくるのは、「広島でがんす」という看板。がんすとはかまぼこの原料のすり身に野菜や一味唐辛子などを混ぜ、長方形に成形し、パン粉を付けて揚げた商品。魚の風味を楽しめる広島名物だ。瀬戸内海を眺めながらかじる揚げたてのがんすは、広島をたっぷり感じられる必食グルメ!

焼きたて熱々のもみじ饅頭が売り!


がんすの隣の鉄板で焼かれているのは、広島名物もみじ饅頭。焼きたてのもみじ饅頭を食べられるお店は、宮島でも珍しいのだとか。できたてが楽しめるのは、食べ歩きならではのうれしい体験!

■博多屋

営業時間:9時〜17時

以上、今回は定番だけではない、裏の宮島の楽しみ方を紹介した。GW後半は少し足を伸ばして、絶景と歴史、おいしいグルメを楽しめる宮島に訪れてみては。

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