東京マラソン

 東京マラソンは3日、東京都庁〜東京駅前行幸通りの42.195キロで行われた。日本人男子は今夏のパリ五輪残り1枠を懸けた最終選考レース。20キロ手前で転倒した西山雄介(トヨタ自動車)がアクシデントにも負けず、30キロを過ぎてから日本勢トップに。さらに34キロ過ぎには前世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)を抜く快走を見せた。ネット上も「転倒からのリカバリーもすごい!」「日本人選手がキプチョゲより前に行く展開になるとは」などと感動の声が上がっていた。

 西山は20キロ手前で日本人の先頭集団にいたが、木村慎らとともに転倒。接触が原因とみられ、巻き込まれた周囲の選手とともに遅れを取った。それでも力強く走り、33キロ付近で浦野雄平を抜き去って日本勢トップに。さらに前を走っていたキプチョゲをも抜いて見せた。

 X上の日本ファンも大興奮。「転倒したのにすごい」「転倒した時はどうなるかと思ったけど西山くんすごい!」「日本人がキプチョゲを抜かす歴史的瞬間!」「キプチョゲを抜いた!」「日本人選手がキプチョゲより前に行く展開になるとは思わなんだ」「日本人選手がキプチョゲの前に出るのって初めてだったりする?」などと驚きと感動の声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)