中国代表は11月21日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第2戦で韓国とホームで対戦する。

 試合前に現地で小さくない話題となっているのが、韓国選手団が中国入りした際の“塩対応”だ。

 中国のポータルサイト『捜狐』によれば、サインをもらおうと中国のファンが空港で出待ちをしていたものの、「中国ファンのサイン要請は韓国選手によって拒否された」という。

「これは恥だ!韓国代表が深センに来たとき、お気に入りの選手を熱狂的に歓迎していた中国のファンは予想外に拒否され、完全に失望した」
【動画】中国へと移動するソン・フンミンら韓国代表一行
 記事は、「空港には、韓国代表を迎えに来たファンがたくさんいた。ファンの多くは韓国スターの所属クラブのユニホームを振りながら、良い場所を確保してサインを待つために早めに列を作った」とし、こう続けている

「しかし、これらの熱狂的なファンは失望した。韓国の選手たちは一切サインをしなかったため、サインをしたのは、ドイツ人の(ユルゲン・)クリンスマン監督だけだった。彼らがどれほどがっかりしたか想像できるだろう」

 そして、「一部のネットユーザーは、韓国選手が傲慢すぎて大物のように振る舞っていると考えた」としたうえで、こう綴っている。

「では、これらの中国ファンが対戦相手の韓国選手を空港に迎えに行くのは正しいのか、間違っているのか? ソン・フンミン、イ・ガンインらは自らの行動で『これは間違っている』と無言の声明を出した。韓国の選手たちは、今回は自国のために戦っていること、そして親善試合ではなく、ワールドカップ予選に勝つためにここに来ていることをよく知っている」

 注目の中韓戦はどんな結末を迎えるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部