ビッグローブは5月17日に、同社の運営する社会を前進させる情報発信を行うオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」が、20〜29歳の男女500名と、比較対象として30〜69歳の男女400名を対象に実施した、飲酒に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、3月24日〜28日の期間に行われている。

●「上司との飲み会行きたい」は4割で全年代で最多



 調査対象者に、飲酒に対する気持ちを尋ねたところ、20〜24歳のZ世代では、「特別な時のみお酒を飲みたい」(34.8%)がもっとも多く、「お酒を飲みたくない」(29.6%)、「あまりお酒を飲みたくない」(18%)、「日常的にお酒を飲みたい」(17.6%)がそれに続いた。30〜69歳では、「日常的にお酒を飲みたい」(36.8%)が最多となったが、若い世代ほど「日常的にお酒を飲みたい」を挙げる回答は少なくなっている。

 飲酒の頻度について尋ねた質問では、20〜24歳のZ世代では「ほぼ毎日」(4%)、「週2〜3回程度」(10%)、「週1回程度」(16.4%)を合わせた「週1回以上」が約3割を占めた。25歳〜29歳でも、「ほぼ毎日」(7.2%)、「週2〜3回程度」(11.2%)、「週1回程度」(13.6%)を合わせた割合が約3割に達している。一方、30〜69歳では「ほぼ毎日」(25.8%)、「週2〜3回程度」(11.5%)、「週1回程度」(9.8%)を合わせた割合は約5割に達し、若年層とは飲酒の頻度に差がみられた。

 飲酒へのイメージを尋ねたところ(複数回答)、20〜24歳のZ世代では「盛り上がる」(32.4%)がもっとも多く、以下「必要ない」(27.6%)、「特別感が出る」(21.2%)、「雰囲気が出る」(19.2%)が続いている。30〜69歳と比較して、Z世代では「盛り上がる」「特別感が出る」という回答が多かった一方、「落ち着く」「日常感がある」という回答はZ世代よりも30〜69歳の方が多かった。

 仕事関連の飲み会について、上司との飲み会はできるだけ行きたいかを尋ねた質問では、20〜24歳のZ世代の「あてはまる」(11.6%)と「ややあてはまる」(29.2%)を合わせた割合は4割に達している。25〜29歳では約3割、30〜69歳では約2割と、若い世代ほど多かった。

 同僚との飲み会はできるだけ行きたいかを尋ねたところ、上司との飲み会よりも「行きたい」という回答が多く、20代で5割弱、30〜69歳で約3割に達している。