(桃園空港中央社)交通部(交通省)が外国人観光客の呼び込み策として計画している個人旅行客への消費金5000台湾元(約2万2000円)の提供について、王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)は25日、4月中旬の実施を目指す考えを示した。

5000元の消費金を50万人分用意する方針で、電子マネーか宿泊施設の割引券の形で提供するとしている。

王氏は25日、視察先の桃園国際空港で報道陣の取材に応じた。対象者は入国後、同空港の到着ロビーそばのサービスセンターでくじを引き、当選すれば消費金が贈られる形を検討していると明かした。

開始時期については、新型コロナウイルス後の経済振興に関する特別条例の予算案が立法院(国会)で可決されてからになるため、4月中旬になる可能性があると話した。

(葉臻/編集:楊千慧)