正月ならではの食べ物といえば、「おぜんざい」。

甘いあずきともっちりお餅の組み合わせは、ひと口食べるだけで幸せになりますが、小豆を鍋で煮て、お餅を焼いて......となると、準備は面倒ですよね。

もっと手軽に食べたいときは、市販のアイスクリームを使うと簡単におぜんざいができます。その名も「雪見だいふくぜんざい」。

今回、実際に作ってみました。

あずきバーをレンチンしたら...

用意するのは、井村屋の「あずきバー」と、ロッテの「雪見だいふく」。どちらもスーパーやコンビニで買える定番のアイスです。

つくり方は簡単で、あずきバーをレンジで溶かして雪見だいふくを入れるだけ。過去にはバラエティー番組「マツコの知らない世界」(TBS系)でも取り上げられ、SNS上でも注目されました。

それぞれ違う会社の商品ですが、実は企業公認レシピ。2020年1月1日には、井村屋とロッテの公式ツイッターがそれぞれ「雪見だいふくぜんざい」の作り方を投稿しています。

シンプルですが、試した人からは
「最高に美味かった」
「やばいうまさでした」
「めちゃうまなのでおすすめ」
といった感想があがっています。

それでは、作っていきます。

まず、あずきバー(65ml)2本を耐熱容器に入れ、ラップをかけて加熱します。通年販売の「BOXあずきバー」を使いました。

600Wの場合2分加熱が目安。記者は、500Wで2分20秒温めました。

すると、アイスが溶けて熱々のおぜんざいのようになりました。スティックは取り出しましょう。

溶けたあずきバーは少しとろっとしていて、本物のおぜんざいのよう。

ここに雪見だいふくひとつ入れれば出来上がりです。真っ白な雪見だいふくは丸餅のようで、見た目は立派な和スイーツに仕上がっています。

おもちがびよーん!

では、実食してみましょう。

まず、あずきバーを溶かした部分を食べてみると、想像以上におぜんざいの味になっていてびっくり。アイスを溶かしているのでかなり甘いかと想像していましたが、個人的にはちょうど良い塩梅でした。

あずきの粒もしっかりしていて、本格的な味わいです。

おもちがびよーん!

ぜんざいに絡めた雪見だいふくは、もっちもちでびよーんと伸びます。普通のお餅よりも柔らかく、とろとろしていて驚きのおいしさ。

とくに、おもちに包まれているクリーミーなバニラアイスがたまりません。ひんやり冷たくて、あたたかいおぜんざいと絶妙にマッチ。

生クリームのような濃厚さで、アイスのおかげで一気にスイーツになっているように感じました。

次第にアイスがぜんざいに溶けていくので、最後は混ぜて洋風ぜんざいにして食べても良いと思います。

ちなみに気になるカロリーは、あずきバー2本で220kcal、雪見だいふくが1個86kcal。合計306kcalです。どちらもアイスですが、食べた後は満足感がありました。

1人分だけ作りたいときにも便利ですね。

簡単にできるので、お正月にぜひ試してみてください。

(東京バーゲンマニア編集部 みやま胡桃)