カタールW杯

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本はクロアチアと1-1で延長に突入し、PK戦の末に1-3で敗れた。試合後には、森保一監督が深々とお辞儀。韓国メディアが画像付きで「切ない」「ファンに6秒間、90度で挨拶」と伝えた。

 試合後、スーツ姿の森保監督は90度体を折り曲げて一礼。両腕を体の側面にそろえた。表情全体はうかがい知れないが、目は閉じているようだ。敬意を込めるように深々と頭を下げている。

 欧米のメディアに注目を浴びた森保監督のお辞儀。韓国メディア「インサイト」も「韓国より先にベスト16敗退の日本……監督の『最後の姿』が切ない」と描写した。韓国メディアサイト「ハンギョレ」も「『溢れる応援』ファンに6秒間、90度で挨拶……日本監督の最後のセレモニー」と見出しを打って伝えている。

 米スポーツ専門局「ESPN」の英国版公式ツイッターでも「勝利も敗北も名誉あるもの」と紹介され、海外ファンからは「日本人はどうしてこんなに謙虚なんですか?」と称賛の声が集まっていた。日本―クロアチア戦の後、韓国もブラジルに1-4で敗退した。

(THE ANSWER編集部)