[画像] 台南市ご当地キャラ魚頭君、秋田市を「訪問」 コロナ下でも交流/台湾

(台南中央社)南部・台南市のマスコットキャラクター「魚頭君」が新型コロナウイルス下での都市間交流に一役買っている。国際的な人の往来が難しい中、魚頭君が秋田市を「訪問」。その様子を捉えた写真が台南市が運営するフェイスブックページ「臺南TODAY」で公開されている。

台南市政府が29日に公表した報道資料によれば、コロナ下でも海外の都市と交流を続けようと同市はさまざまな方法を模索。秋田市とは昨年12月から、互いの市の魅力をフェイスブックで紹介し合う取り組みを行っており、このほど、魚頭君が「水際対策の対象にはならない」として秋田市側から招待したいと打診があったという。

台南市によれば、魚頭君は到着するなり、秋田犬や舞妓(まいこ)らと交流。観光スポットを訪れたり、民俗芸能の施設を見学したりした。魚頭君が現地で楽しむ写真を見た黄偉哲(こういてつ)台南市長は「うらやましい」と声を上げたという。

(楊思瑞/編集:楊千慧)