森永製菓が販売する菓子「DARS(ダース)」に珍しい柄のチョコレートが入っていたというツイートが注目を集めている。

通常は上面にアルファベットでロゴが刻印されているところ、1粒が「カタカナ」で表記されていたという。メーカーに見解を聞いた。

メーカーは「率直に嬉しい限りです」

話題のきっかけとなったのは、あるツイッターユーザーによる2022年3月25日の投稿だ。

12粒入りホワイトチョコの「白いダース」を開封した状態の写真を添付して、「カタカナがおったw」などと驚きを伝えた。うち1粒にカタカナで「ダース」と印されているのが写真から確認できる。

投稿は6800件以上のリツイートや7万9000件超の「いいね」を集め、「凄い!こんなのあるんだ」「最近よく食べてるのに全然気づかなかった」「当たりです!おめでとうございます!」などの反応が寄せられている。

森永製菓の広報担当は28日、J-CASTニュースの取材に対し、通常と異なる柄のチョコは「レアダース」と呼んでいると伝える。実施は17年秋から。先の反響を受けて、

「日々レアダースに関する投稿は拝見しておりますが、ここまでの反響はなかなか見かけないので、驚いております」

と述べた。また話題喚起を狙った「ちょっとした遊び心」で封入を始めたとして、

「もともとレアダースをきっかけに、お客様同士のコミュニケーションになればと思っていましたので、率直に嬉しい限りです」

と喜びを表す。レアダースの発見を報告するSNS投稿はたびたび盛り上がりをみせている。

レアダースの柄は全12種。確率の詳細は開示していないとするが「数箱に1粒という程度」で封入されているという。

なお現段階で柄のパターンを増やす予定は無いとしつつ「これに留まらず新しい仕掛けを検討したいと思っています」と意気込む。広報担当は次のように訴えた。

「レアダースをきっかけに、改めて手に取って頂く機会が増えて、ダースがこだわる『ミルク』でチョコレートを美味しくするというこだわりを感じて頂ければ有難いです」