毎月のスマホ料金が安くなる「格安SIM」の契約を検討している人もいらっしゃるかもしれませんが、メリットだけでなくデメリットも存在しています。

この記事では、格安SIMのデメリットを包み隠さずわかりやすく解説しています。

格安SIMの契約にどこか不安を感じ悩んでいる方は、この記事を読んで格安SIMのデメリット・リスクを知ったうえであらためて検討してみてはいかがでしょうか。

また、今回は以下のような点も解説しています。

そもそも格安SIMとは？ 失敗しないための格安SIMの選ぶ際のポイント 【厳選】おすすめの格安SIM5選 格安SIMが不安な方はキャリアの格安プランもおすすめ

よくある質問もまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の監修者

小川正人（Ogawa Masato）

QUANTA代表。光回線や携帯電話・ポケット型WiFiなどのモバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから月間60万PVの通信サービスメディアサイト「XERA」を運営。一時期は光回線を3社、携帯電話を12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。
この記事でわかること
格安SIMの10のデメリット そもそも格安SIMとは？ 失敗しないための格安SIMの選ぶ際のポイント 【厳選】おすすめの格安SIM5選 格安SIMが不安な方はキャリアの格安プランもおすすめ 格安SIMのデメリットに関するよくある質問 まとめ

格安SIMの10のデメリット

格安SIMのデメリットとして想定しなければならないのは以下の10点です。

格安SIMの10のデメリット 通信速度が遅くなる 店頭サービスが受けられない場合がある 通話料金が高い LINEのID検索ができない 取り扱い端末が多くない キャリアメールが無料で使えない 口座振替に対応していない場合がある キャリア決済が使えなくなる 初期設定などを自分で行う必要がある キャリアの災害伝言板が使えない

すべてわかりやすく解説します。

�…命�速度が遅くなる

大半の格安SIMは、大手キャリアの回線を借りることにより、回線の新設や維持にかかる費用を削減して格安料金を実現させています。

しかし、他社の回線を借りる際は使えるデータ容量に制限がかけられることが多く、大手キャリアと比べると回線速度が遅くなりやすいことがデメリットです。

回線速度を重視したい場合は、実測値の速い格安SIMを選びましょう。

ナビ博士
実測値はユーザーが計測している実際の通信速度だよ。

また、自社回線をもつ「楽天モバイル」や、大手キャリアによる格安プランを選ぶこともおすすめです。

��店頭サービスが受けられない場合がある

3大キャリアでは、全国各地に店舗を用意して店頭サービスを行っていますが、大半の格安SIMが店頭サービスを実施していません。

mineoのように店頭サービスを実施している会社もありますが、それでも店舗数は全国に200店舗程度と、大手キャリアほど多くはないため注意が必要です。

しかし、格安SIMでは人件費や家賃を削減することで格安料金を実現させているので、もともと店頭サービスを利用しない方にとってはお得といえます。

�Ｄ模知繕發�高い

格安SIMの多くがデータ通信（インターネット通信）に力を入れたプランを提供しており、通話料金は大手キャリアと比べると割高です。

たとえばauの場合、携帯電話への通話は17.6円/60秒ですが、同じauでも格安プランの「povo」の通話料は22円/30秒と2倍以上に上がります。

しかし、格安SIMや格安プランによっては国内通話無料オプションを付けることで定額制にできるほか、アプリを使った通話であればギガの消費のみで通話料金はかかりません。

ゲット君
LINEやスカイプで通話をする人ならとくに気にする必要はなさそうだね。

��LINEのID検索ができない

格安SIMならではのデメリットとして、LINEのID検索ができないことを挙げられます。

自分自身で友達をID検索から追加したり、反対にID検索で見つけてもらったりできないことには注意しましょう。

ただし、あくまでもID検索ができないだけで、友達が追加できないわけではありません。

ナビ博士
QRコードやURLからなら新しい友達を追加できるよ！

�ゼ茲螳靴っ舎�が多くない

大手キャリアでは人気機種を発売日から販売していますが、格安SIMは取扱い端末が少なく、希望している端末をセットで購入できない可能性があります。

たとえばiPhoneの最新作である「iPhone 13シリーズ」を取り扱っている格安SIMは見当たらず、iPhoneが欲しいという場合は「iPhone 12シリーズ」よりも過去の端末を購入せざるを得ません。

格安SIMで取り扱っていない端末を利用したい場合は、欲しい端末を新品や中古で別で購入して、SIMカードを入れ替えて使いましょう。

ゲット君
端末によってはSIMフリーに変えないと格安SIMでは使えないから要注意！
ナビ博士
もともと使っていたキャリアに依頼するとSIMフリーに変更してくれるよ。

�Ε�ャリアメールが無料で使えない

「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」といった、キャリアが独自に用意したドメインを利用できる「キャリアメール」を利用している人は多いでしょう。

しかし、格安SIMの多くがキャリアメールへの無料対応を行っていないため、独自ドメインのメールアドレスがほしい場合は追加料金の支払いが必要です。

また、「ahamo」のようにそもそもキャリアメールを提供していない格安SIM・格安プランもあるので、必要な場合はオプション購入ができるかどうかチェックすることをおすすめします。

セリフ「キャリアメールは使えないけど、「gmail」などのフリーメールは使えるよ！」

�Ц�座振替に対応していない場合がある

格安SIMのほとんどが口座振替に対応しておらず、支払い方法はクレジットカードに指定しなければなりません。

そのためクレジットカードをもっていない人や、クレジットカードを使って携帯料金を支払いたくないという人は、格安SIMを利用できない可能性があります。

契約したい格安SIM・格安プランで対応している支払い方法をチェックして、口座振替ができるかどうか確認しておきましょう。

�┘�ャリア決済が使えなくなる

「キャリア決済」は、スマホや携帯電話を使ってインターネットショッピングをする際、料金をスマホ代と合算して支払える便利なサービスです。

格安SIMはキャリア決済に非対応であることから、これまでの支払い方法でキャリア決済を多用していた人は不便に感じるかもしれません。

��初期設定などを自分で行う必要がある

格安SIMはサービスを簡略化することによって料金を抑えているため、大手キャリアが店頭でおこなっているような初期設定の代行サービス等は実施していません。

SIMの入れ替えやAPN設定、今まで使っていたデータの移行などは自分でおこなう必要があり、機械に詳しくない人は苦労する可能性があります。

ただし、各社がサポートを放棄しているわけではありません。

ホームページ上には初期設定の方法が詳しく図解されているため、それを見ながら作業を進めれば、はじめての方でも問題なく設定を終えられるはずです。

��キャリアの災害伝言板が使えない

災害伝言板も大手キャリアが独自に行っているサービスで、格安SIMで利用することはほぼ不可能です。

しかし、エリアメールなどの災害時の速報は受信できるため、防災性能が大きく落ちることはありません。

災害時にどのようにして連絡を取るのかは、家族と話し合って決めておくといいでしょう。

そもそも格安SIMとは？

格安SIMとは、ドコモ・au・ソフトバンクといった回線の一部を借りて通信設備を確保し、大手キャリアよりも割安な料金でサービスを提供している通信事業者のことです。

全国に回線を引いたり、それを維持したりするためには莫大な費用がかかりますが、格安SIMはその費用を浮かせられるため、消費者に対して割安なサービスを提供できています。

また、少しでも料金を安く抑えられるように、実店舗を作らずにインターネット上だけでサポート・サービスを行っている会社が多いことも特徴的です。

ナビ博士
家賃や人件費がかからないぶん、安くサービスできるんだね。

格安SIMは、サービスの丁寧さや回線の速さよりも、毎月かかる費用を抑えることを優先したい人に向いています。

失敗しないための格安SIMの選ぶ際のポイント

格安SIM選びで失敗しないためには、以下の3ポイントに注目しましょう。

失敗しないための格安SIMの選ぶ際のポイント 月額料金 速度 実店舗の有無

それぞれを詳しく解説します。

月額料金

月額料金のプランは契約する格安SIMによって異なるため、料金だけでなく自分が求めるサービスも料金に含まれるか確認しましょう。

たとえば音声通話をしたい場合、音声通話に対応しているプランなのか、それとも非対応のプランなのかといった点に注目して、音声通話ありプランを選んでくださいね。

速度

格安SIMがホームページ上で公開している速度は「最大速度」であることが多く、これは実際に出る速度とは異なります。

速度を知る際は、その格安SIMを利用しているユーザーが実際に計測している「実測値」をチェックしましょう。

ゲット君
実測値は「みんなのネット回線速度」やSNSの口コミでわかるよ！

快適な速度の目安は以下のとおりです。

【利用目的ごとの速度目安】 利用目的 下り 上り Webページの閲覧 1Mbps - YouTubeでHD画質 5Mbps以上 - Huluをテレビで見る 6Mbps以上 - NetflixでUHD画質 25Mbps以上 - ZOOMでオンライン会議 3Mbps以上 3Mbps オンラインゲーム 30〜100Mbps以上 30Mbps以上 LINEやメールの送信 1Mbps 1Mbps 写真をSNSに投稿 - 3Mbps 動画をSNSに投稿 - 10Mbps YouTubeでの生配信 - 10Mbps以上

20〜30Mbpsが出れば、ほとんどのシチュエーションで快適に接続できるでしょう。

実店舗の有無

有人サポートを希望する場合は、実店舗を構えている格安SIMを選ぶことが大切です。

実店舗があれば、プランの相談や初期設定の方法など、困ったことが起きた場合に知識が豊富なスタッフに直接相談できます。

格安SIMでは、大半の会社が実店舗を構えていないため、サービスの質を重視する場合は格安SIM以外のインターネット回線の利用も検討しましょう。

【厳選】おすすめの格安SIM5選

2022年2月現在、おすすめの格安SIMを5つに厳選しました。

【厳選】おすすめの格安SIM5選 通信速度が快適な「UQモバイル」 家族で快適な回線が利用できる「ワイモバイル」 セットでスマホを購入するなら「OCNモバイルONE」 独自のサービスを受けられる「mineo」 豊富な料金プランがある「BIGLOBEモバイル」

順番に特徴を解説していきます。

通信速度が快適な「UQモバイル」

UQモバイルは3GB〜25GBまでの3つのプランを用意している格安SIMで、セット割を適用することで料金をさらに安くできます。

【UQモバイルの概要表】 通信回線 au回線 月額料金 3GB/月 1,628円 15GB/月 2,728円 25GB/月 3,828円 初期費用 3,300円 実測値 63.16Mbps キャンペーン ・対象スマホの新規契約で5,000円相当のau PAYを還元
・SIM乗り換えで最大10,000円相当のau PAYを還元
・YouTube Premium 6ヶ月間無料提供

※すべて税込み

UQモバイルの割引は「auでんき」もしくは「auひかり」「auホームルーター」「UQ WiMAX」などの対象インターネットサービスに加入すると適用できます。

割引を適用すると、概要表の月額料金がそれぞれ以下の月額料金に下がりますよ。

【UQモバイル割引適用後の料金】 プラン くりこしプランS+5G くりこしプランM+5G くりこしプランL+5G 割引適用前の料金 1,628円 2,728円 3,828円 割引適用後の料金 990円 2,090円 2,970円

※すべて税込み

格安SIMとしては実測値が速いこともメリットですが、あまったデータを家族との間で分け合えないので、データ量をあまらせないように注意が必要です。

3GBを990円〜という低価格で利用できる 実測値が速い 乗り換えでキャッシュバックを受け取れる
UQモバイルの詳細をチェック

家族で快適な回線が利用できる「ワイモバイル」

ワイモバイルでは「家族割引サービス」と「ワイモバ親子割」を適用でき、最大で1年間は2つの割引を併用できます。

【ワイモバイルの概要表】 通信回線 ソフトバンク回線 月額料金 3GB/月 2,178円 15GB/月 3,278円 25GB/月 4,158円 初期費用 3,300円 実測値 40.92Mbps キャンペーン ・ワイモバ親子割
・LINE MUSIC6ヶ月無料
・60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン
・データ増量無料キャンペーン2

※すべて税込み

ワイモバイルは家族で加入するとお得な格安SIMで、2回線目以降は全料金プランで月額1,188円が割引されます。

さらに月間15GB、25GBのプランに加入していて、5〜18歳までの子どもがいる場合は、2回線目以降が1年間にわたって月額1,100円が追加で割引されますよ。

【ワイモバイル最大割引適用後の料金】 プラン 15GB（プランM） 25GB（プランL） 通常月額料金 3,278円 4,158円 最大割引適用後の料金 990円 1,870円

※すべて税込み
※家族割引サービスとワイモバ親子割を適用した2回線目以降の1年目の料金

ただし、各種割引を適用しない場合は同じデータ容量でさらに安く契約できる他社回線があるので、安さを重視する場合は他社の契約を検討しましょう。

「家族割」と「ワイモバ親子割」を1年間併用できる キャンペーンで60歳以上は通話料金がお得になる キャンペーンでデータ増量オプションの月額550円が1年間無料になる
ワイモバイルの詳細をチェック

セットでスマホを購入するなら「OCNモバイルONE」

OCNモバイルONEでは端末をお得に購入できるキャンペーンを実施中で、セットでスマホを購入したい方におすすめです。

【OCNモバイルONEの概要表】 通信回線 ドコモ回線 月額料金 500MB/月 550円 1GB/月 770円 3GB/月 990円 6GB/月 1,320円 10GB/月 1,760円 初期費用 SIM手配料 433円 手数料 3,300円 実測値 62.0Mbps キャンペーン ・他社からの乗り換えで端末代13,000円割引

※すべて税込み

MNPでOCNモバイルONEに乗り換えた場合、対象スマホの端末代が13,000円割引されるキャンペーンを適用できます。

2022年2月現在の対象端末をいくつかピックアップしました。

＜13,000円割引が適用される主な端末＞

AQUOS sense6 6GB 128GB Motorola edge 20 Moto g50 5G Xperia 10 �� Lite Zenfone 8

ドコモ回線の通信品質ランキングでトップに輝いた実績も持つため、実測値の速さにも期待できます。

また、プランが細分化されているため自分に合ったデータ容量を選びやすいこともメリットですが、20GB以上のプランは他社と比べて割高になることには注意しましょう。

MNPでスマホを窃盗購入する場合、一部の機種が13,000円割引される ドコモ回線の中で通信品質の評価が高い 自分に合ったデータ容量のプランを選びやすい
OCNモバイルONEの詳細をチェック

独自のサービスを受けられる「mineo」

格安SIMはサポート体制を省く会社が多い中、mineoでは全国200店舗で対面サポートを行うなどサービスが充実しています。

【mineoの概要表】 通信回線 au回線、ドコモ回線、ソフトバンク回線 月額料金 1GB/月 1,298円 5GB/月 1,518円 10GB/月 1,958円 20GB/月 2,178円 初期費用 SIM手配料 433円 手数料 3,300円 実測値 45.61Mbps キャンペーン ・デュアルプランの契約で3ヶ月間月額1,188円割引
・日経電子版最大2ヶ月無料

※すべて税込み
※デュアルタイプ（音声通話+データ通信）の場合

mineoでは以下のようなサポートを行っています。

24時間対応のAIチャットサポート 有人のオンラインチャット 全国200店舗以上の提携店舗で行う対面サポート 電話サポート

これだけのサポートを実施している会社なので、格安SIMの利用がはじめてで勝手がわからないという方でも安心して利用できますよ。

また、通信回線はau・ドコモ・ソフトバンクの中から選べるため、自分自身で使いたいエリアからつながりやすい回線を利用できることもメリットです。

ただし、データ通信量は20GBが最大なので、大容量プランを求めている方は他社のSIMも検討してみましょう。

独自の手厚いサポートを受けられる 3大キャリアの回線から選択できる
mineoの詳細をチェック

豊富な料金プランがある「BIGLOBEモバイル」

BIGLOBEモバイルには1GB〜30GBまで6種類のプランが揃っているため、自分に合ったデータ容量を選びやすい会社です。

【BIGLOBEモバイルのおすすめポイント】 通信回線 au、ドコモ 月額料金 1GB 1,078円 3GB 1,320円 6GB 1,870円 12GB 3,740円 30GB 8,195円 20GB 5,720円 初期費用 SIM手配料 433円 手数料 18.78Mbps 実測値 62.0Mbps キャンペーン ・1年間月額料金割引
・対象スマホのセット購入で最大20,000ポイント還元

※すべて税込み

BIGLOBEモバイルの料金は契約から1年間割引され、それぞれ以下の料金に下がります。

【BIGLOBEモバイル1年目の料金】 プラン 1GB 3GB 6GB 12GB 20GB 30GB 月額料金 1,078円 1,320円 1,870円 3,740円 5,720円 8,195円 割引後月額料金 550円 770円 1,320円 3,190円 5,170円 7,645円

※すべて税込み

さらにビッグローブ光を契約している場合や、家族でBIGLOBEモバイルに加入した2回線目以降の場合、セット割で毎月220円がさらに割引されますよ。

ただし、割引を適用した後も12GB以降の月額料金は割高で、他社回線を利用したほうがお得になること、そして実測値が他社回線よりも遅いことには注意しましょう。

6種類のプランから自分に合ったデータ容量を選べる 1年間月額料金が割引される
BIGLOBEモバイルの詳細をチェック

格安SIMが不安な方はキャリアの格安プランもおすすめ

格安SIMの利用が不安だという方には、大手キャリアの格安プランがおすすめです。

格安SIMが不安な方におすすめの格安プラン ahamo povo LINEMO 楽天モバイル

それぞれの回線の特徴を解説します。

ahamo

ドコモがスタートした新料金プランのahamoは、月額2,970円で20GBのデータ通信と、5分以内の国内通話が無料になる格安プランです。

【ahamoの概要表】 通信回線 ドコモ回線 月額料金 2,970円（20GB/月） 初期費用 0円 実測値 119.55Mbps キャンペーン ・他社からの乗り換えでdポイント10,000ポイントプレゼント
・dカードGOLD支払いでデータ容量を5GB増量

※すべて税込み

20GBの超過後は翌月まで速度制限がかかりますが、その間も1Mbpsの中速でインターネットに接続できるため、SNSの更新や標準画質動画の閲覧は問題なく行えます。

また、ドコモで利用してきた割引サービスの一部は料金据え置きで引き継げるため、現在ドコモの標準プランを利用している人にもおすすめです。

ただし、ドコモショップでサポートを受けたり、キャリアメールを維持したりすることはできないため注意しましょう。

20GBまでのデータ通信と5分以内の国内無料通話が月額2,970円で利用できる ドコモで受けていた割引サービスの一部を料金据え置きで引き継げる
ahamoの詳細をチェック

povo

auの新料金プランとして登場したpovoは、3GBを月額990円、20GBを月額2,700円で利用できるサービスです。

【povoの概要表】 通信回線 au回線 月額料金 3GB/月 990円 20GB/月 2,700円 初期費用 0円 実測値 70.21Mbps キャンペーン ・新規加入で10日分データ使い放題
・対象トッピング購入で最大30日分データ使い放題

※すべて税込み

無駄をなくした基本料金にオプションをトッピングするというスタイルで、5分以内通話かけ放題（550円）、スマホ故障サポート（830円）など必要なオプションを追加できます。

1日330円を支払うと、24時間データが使い放題になるオプションもあり、休日に動画を一気に見たいという方にもおすすめです。

ただし、オプションの利用中にも、ネットワーク混雑時間帯や動画の視聴、オンラインゲームの利用時などには通信制限がかかることがあるため注意しましょう。

必要なオプションをトッピングして無駄のないプランで契約できる 24時間データ使い放題のオプションを利用できる
povoの詳細をチェック

LINEMO

ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO」は、LINEを利用する際のギガ消費がない「LINEギガフリー」に対応する格安プランです。

【LINEMOの概要表】 通信回線 ソフトバンク回線 月額料金 3GB/月 990円 20GB/月 2,728円 初期費用 0円 実測値 54.97Mbps キャンペーン ・他社からの乗り換えで10,000円相当ポイントプレゼント
・LINE MUSIC6ヶ月間無料
・国内通話定額オプション1年間無料

すべて税込み

基本プランは3GBと20GBから選ぶことが可能で、データ容量がなくなった場合は1GBあたり550円で追加購入できます。

LINE通話や画像・動画の送信、メッセージの送受信、ビデオ通話などの機能をギガ消費なしで利用できるため、LINEを頻繁に使う方にはとくにおすすめです。

ただし、ソフトバンクのセット割や、ソフトバンクで利用できる一部の割引サービスはLINEMOのサービス対象外となるため注意しましょう。

2タイプの月額料金から自分に合ったものを選べる LINE利用時にギガを消費しない データ容量が不足した場合は追加購入できる
LINEMOの詳細をチェック

楽天モバイル

楽天モバイルは1GB以内の利用では月額料金が0円になることが特徴的です。

【楽天モバイルの概要表】 通信回線 楽天回線 月額料金 〜1GB/月 0円 〜3GB/月 1,078円 〜20GB/月 2,178円 20GB〜/月 3,278円 初期費用 0円 実測値 36.19Mbps キャンペーン ・楽天ひかりの同時契約で基本料金1年間無料
・iPhoneのセット購入で最大35,000ポイント還元
・他社からiPhoneを使った乗り換えで最大24,000ポイント還元
・対象Androidのセット購入で最大25,000ポイント還元
・モバイルWiFi実質0円キャンペーン
・楽天モバイルキャリア決済でポイント+0.5倍

※すべて税込み

段階別料金を採用していることが他社格安プランとの違いで、20GB以上のデータ消費はどれだけ使っても月額3,278円です。

キャンペーンも豊富に揃えられていて、スマホとのセット購入がお得になることもメリットと言えるでしょう。

ただし、格安プランの中では実測値が遅く、人口カバー率もau等と比べてまだ少ないことは楽天モバイルの欠点です。

月間1GB以内の通信なら月額料金が0円 どれだけ使っても3,278円の定額制 キャンペーンが豊富に用意されていてお得
楽天モバイルの詳細をチェック

格安SIMのデメリットに関するよくある質問

格安SIMのデメリットに関する質問にお答えします。

格安SIMのデメリットは？ 格安SIMに向いている人の特徴は？ おすすめの格安SIMは？

わからないことがあれば、まずこの項目を確認してくださいね。

格安SIMのデメリットは？

格安SIMのデメリットをリストアップします。

通信速度が遅くなる 店頭サービスが受けられない場合がある 通話料金が高い LINEのID検索ができない 取り扱い端末が多くない キャリアメールが無料で使えない 口座振替に対応していない場合がある キャリア決済が使えなくなる 初期設定などを自分で行う必要がある キャリアの災害伝言板が使えない

詳しくは『格安SIMの10のデメリット』で解説しているので、ご確認ください。

格安SIMに向いている人の特徴は？

以下の人は格安SIMに向いています。

通信速度よりも料金の安さを優先する人 実店舗でのサポートが不要な人 音声通話をする機会がほとんどない人

上記に該当する人なら、格安SIMのデメリットを感じることはほぼありません。

おすすめの格安SIMは？

2022年におすすめの格安SIMは以下のとおりです。

通信速度が快適な「UQモバイル」 家族で快適な回線が利用できる「ワイモバイル」 セットでスマホを購入するなら「OCNモバイルONE」 独自のサービスを受けられる「mineo」 豊富な料金プランがある「BIGLOBEモバイル」

各回線の詳細は『【厳選】おすすめの格安SIM5選』で深掘りしているのでご覧ください。

まとめ

結論として、2022年おすすめの格安SIMは以下の5社です。

【厳選】おすすめの格安SIM5選 通信速度が快適な「UQモバイル」 家族で快適な回線が利用できる「ワイモバイル」 セットでスマホを購入するなら「OCNモバイルONE」 独自のサービスを受けられる「mineo」 豊富な料金プランがある「BIGLOBEモバイル」

また、格安SIMには以下のようなデメリットがあります。

格安SIMの10のデメリット 通信速度が遅くなる 店頭サービスが受けられない場合がある 通話料金が高い LINEのID検索ができない 取り扱い端末が多くない キャリアメールが無料で使えない 口座振替に対応していない場合がある キャリア決済が使えなくなる 初期設定などを自分で行う必要がある キャリアの災害伝言板が使えない

デメリットはありますが、以下に該当する人なら格安SIMのデメリットが気にならずにインターネットを利用できるでしょう。

＜格安SIMに向いている人＞

通信速度よりも料金の安さを優先する人 実店舗でのサポートが不要な人 音声通話をする機会がほとんどない人

格安SIMはそれぞれの会社が独自の特徴を持っています。

どれくらいのデータ容量を使うのか、どんなサービスに期待するのかを整理して、自分に合った格安SIMを選んでくださいね！

外部リンクGetNavi web