1月27日放送の「プレバト!!」俳句査定は、「永世名人への道」に挑むフルーツポンチ・村上健志が、「白鳥の波紋や御御籤(おみくじ)をひらく」句で☆3つに“前進”した。しかし、お題は「肉まん」だったため、夏井いつき先生は「肉まんから、なぜ白鳥?」と戸惑ったが、村上は「魔法をかけちゃった」と説明。先生は「いい句であることは間違いありません」と絶賛しつつ、「魔法がね…」と笑いをこらえきれない様子だった。
「魔法をかけちゃった」フルポン村上が独自の世界観全開の傑作句
今回は「肉まん」をお題に、特待生昇格試験に名人4段の立川志らく、5段の中田喜子、「永世名人の道」に挑む10段のフルーツポンチ・村上健志が登場。志らくは「冬の路地裏に昭和が捨ててある」で5段に、中田も「肉饅どさどさ黄さんの手真つ赤」も6段に"1ランク昇格"を果たした。そして、村上も「今回の俳句は魔法みたいなことをやっちゃった」という自信作を披露。
<1つ前進 ☆3つ>
白鳥の波紋や御御籤(おみくじ)をひらく
フルーツポンチ 村上健志
「肉まんを見ていたら、白鳥に見えてきたんですよね。真っ白なフカフカ感。白鳥だ!って思って。白鳥の周りの波紋は美しいじゃないですか。そして、おみくじ開くときのゆっくり加減とか、祈りとかをトンって合わせると、魔法がかからないですか?」
村上は"1つ前進"が告げられると大はしゃぎ。夏井いつき先生は「肉まんから、なぜ白鳥?」と戸惑いつつ、「良い句であることは間違いありません!」と大絶賛。「詠嘆の"や"によって、"白鳥"と"おみくじ"という関係ない物が取り合わせられて、魔法が...。魔法が生まれるわけですね...」と解説中に笑いをこらえきれない場面もあったが、「言葉と言葉が火花を散らし、季語を信じるというのは、こういう句! 大変うれしく思います」と褒めちぎっていた。
元暴走族総長の瀧川鯉斗が"バイク句"で3度目の"才能アリ"
ランキング戦に岡田結実、蛙亭・イワクラ、勝俣州和、瀧川鯉斗が参戦。まず、イワクラが"凡人2位"、続いて岡田が"才能ナシ最下位"に撃沈。最後は"才能アリ"経験者の勝俣、2回連続で"才能アリ"を獲得している元暴走族総長の鯉斗が激突。勝俣は「熱々の俳句を用意しました!」と自信満々。鯉斗も「自信あります。シャレた季語を入れたので」と手ごたえをアピール。
<才能アリ1位>
肉まんやヘルメット脱ぎ手套脱ぎ
瀧川鯉斗
「ツーリングに行きまして、体を温める肉まんをコンビニの前で食べるという描写です」
得意の"バイク"句"で狙い通りに勝利した鯉斗はニッコリ。夏井先生は「季語プラス"や"という表現が基本ですが、下五に季語を入れている。ちょっと難しい型に挑戦しているのは褒めましょう」と鯉斗の句を高く評価したが、「おじさんが原付バイクで『よっこらしょ』という感じがしないでもない。お若い方ですから、若さと勢いを乗っけることもできるんです」とハイレベルな添削に着手。
<添削後>
メット脱ぎ手套脱ぎ肉まんガブリ
「略語になりますが"メット"にすれば、若さと勢いが少し出ますね。俳句はさじ加減で老いも若いも表現できるんです。小さな工夫ができるようになると結構いけるようになりますよ」
添削はされたものの3回連続の"才能アリ"。しかし、先生は「バイク以外の俳句も1回見せて」と特待生昇格はお預けに。鯉斗は「繊細なところが勉強になりました」「分かりました」と次回の昇格に意欲を見せていた。
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さて、次回2月3日のお題は・・・
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2月3日18:59まで
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