ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノール(27)が自らの去就に関するスタンスを示した。

2017年にレバークーゼンから加入したチャルハノール。FKの名手としても評判の高いトルコの司令塔はミランでの本領発揮まで時間を要したが、今季もここまで公式42試合の出場で9得点12アシストと好パフォーマンスを披露して、セリエAの戦いでチームをチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに押し上げている。

一方で、ミランとの契約は今季限り。延長交渉が給与条件での隔たりもあり、停滞するなか、ユベントスがチャルハノールの希望額である年俸500万ユーロ(約6億6000万円)のオファーを打診したといわれる。

そのチャルハノールは16日に行われたセリエA第37節のカリアリ戦後、イタリア『スカイ』で自身の去就にコメント。ユベントス移籍にも関係してくるとされるCL出場権の有無だが、それが決め手になるわけでないと述べ、ミランに対する愛着も口にした。

「僕は常々、『ミランでCLに』と言ってきた。でも、僕の将来はCL次第というわけじゃない。このミランのためにプレーできるのがすごく嬉しいんだ」

「今季が終われば、(テクニカル・ディレクターの)パオロ・マルディーニや(スポーツディレクターの)リッキー・マッサーラと僕の将来を話し合う」

「彼らは責任者で、僕も彼らのことをリスペクトしている」