――男なんて、そういうもの。そこも含めて母性本能で包み込んであげなくちゃ。
塩地 そうですよね。でも、あの時は若くて無理でした。
――その後の彼氏は何人?
塩地 実は正真正銘、本当にいないんです。出会いはあるんですけど、お付き合いするには…という感じで。でも、今年になって急に結婚願望が強くなってきまして、今は絶賛、婚活中です。
――具体的にはどういうことをしている?
塩地 アプリとかに登録したことはなくて、周りの方に「イイ人いない?」と聞く程度なのですが…。彼女たちによると、35歳を超えると出会いもなかなか理想通りにはいかないと言われました。サイトとかでも、年齢で検索されたら絞られるみたいじゃないですか。「もう普通には(出会うことは)無理だよ」と。そうこうしているうちにコロナで自粛生活。正直、焦ってます。
――それほどまでに婚活を焦る理由は?
塩地 やっぱり、子供が大好きだからです。
――もしかしたら、順番が逆のデキ婚でもいいと?
塩地 そこはもう…(笑)。
――ということは、これからあなたに出会う人はすごいチャンスじゃないですか。
塩地 チャンスなのかなぁ…。でも、私の思いが出すぎちゃうとマズイですよね。結婚したいとか、子供が欲しいとか。引かれちゃいますよね!?
――そんなことはないです。なにせGカップですから。
塩地 なんですか、それ〜(笑)。
――ところで、昔は知らなかったエゴサーチですが、今はしているんだとか?
塩地 はい。お仕事のために必須だなと思って毎日やっています。自分がどう思われているのかリサーチすることは大事かなって。
――メンタルは大丈夫?
塩地 一瞬はやられますよ。でも、思いもよらぬ斜め上のコメントとかがあるので、面白いんです。「ああ、そういう風に思われてるのか。そこを押し出せば逆にビジネスチャンスかなぁ」って。
――たとえばどういう?
塩地 「場末感がある」「くたびれ具合がいい」とか…え〜と(スマホを取り出して読み上げる)「修正が浅いのが潔い」「引力に負け始めている」などなど。一番意味が分からなかったのは「おっかさんのぬくもり」って。なんですか、これ(笑)。ひっど〜いとか思って。
――それを面白がられるなんて、たいしたもんです。
塩地 そこも、アナウンサー時代に鍛えられたんだと思います♪
◆しおちみすみ 1982年6月26日、北海道生まれ。秋田朝日放送の局アナを経て、2014年4月よりフリーアナウンサーとして活動。最新写真集『Relieved』(矢西誠二撮影)は光文社から発売。終活カウンセラー上級の資格も所持。
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外部リンク週刊実話
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