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ソニーの次世代ゲーム機PS5は開発者向け映像で詳細スペック(の一部)が明かされましたが、今なおデザインは不明なままです。競合するマイクロソフトのXbox Series Xが全体像のほか各種端子までも明かしていることとは対照的と言えます。

そんななか、きたる6月2日にソニー公式ブログ「PlayStation Blog」にて、PS5のデザインが公式発表されるとの噂が報じられています。
このリーク情報を発信しているTwitterユーザーの@PSErebus氏は、かつてPS5が米国で2020年11月20日発売、推奨小売価格は約5万4000円だとつぶやいた人物です。

そこで言及された2TB SSD搭載との予測は、ソニーの公式発表により覆されています。が、その後「(2020年)3月の基調講演が開催され、それとは別のゲーム開発者会議でDUALSHOCK5が発表される」とツイート。こちらは仮に新型コロナウイルスによりイベントが延期(公式に発表されたわけではなく、真実は不明)されたとすれば、現実の「PS5のスペックが一部発表」「新コントローラーのデュアルセンスが発表」という時系列におおむね沿っています。

そんなふうに信ぴょう性は半々のリーカー情報ですが、ほかに元・海外ゲーム情報サイトKotakuのニュース編集者ジェイソン・シュライアー氏も今月初めに「ソニーについても、数週間内に何かが起こると確信している」と意味ありげなつぶやきをしています。同氏はゲーム業界のインサイダー情報に詳しく、最近もPS5が「ロード時間なし」に注力と述べたことがソニーの公式発表と一致していました。
さらに@PSErebus氏は、PS5のデザインが「PlayStation Official Magazine UK」8月号の表紙を飾るともツイートしています。同誌は6月にデジタル販売される(紙版は後半発売)見通しであり、外すと言い逃れできないほどには具体的な予告ではあります。
それに加えて、PS5は一般公開されるまでは予約注文は始まらないとのこと。まだソニーは世界中の小売業者と調整している最中とされており、たとえばスロバキアのゲームショップが予約受付していても何の意味もないというわけです。
またPS5発売時には「需要を満たせない」、すなわち初期出荷量はさほど多くないとも述べています。こちらはBloomberg望月記者の「匿名の関係者によれば」報道と符合していますが、部材の高さと新型コロナ不況による需要の落ち込みを考慮すればさもありなんとも思われます。
人が物理的に集まる催し物は次々とお流れになっている一方で、家にいながら楽しめるデジタルイベントは充実する傾向にあり、ソニーも何らかのPS5オンライン発表会を開催すると期待したいところです。
Source: PSErebus(Twitter)
Via: BGR