元内閣総理大臣の鳩山友紀夫氏が28日、新型コロナウイルス撲滅に向けた「国際新型コロナ細胞治療研究会」のオンライン記者会見に参加した。

鳩山氏は、会見の冒頭で挨拶。「がん免疫の細胞ワクチン療法で高い技術をお持ちのテラ株式会社・平智之社長を通じ、私にお誘いのお話しがあった」と言い、「昨日、私とオバマ元大統領が共同発起人になった」と明かした。

「この研究会が、世界中の医師、研究者、企業をつなぎ、新型コロナウィルスの新しい治療薬及び治療方法の開発に向かっていただき、病と闘っておられる多くの方々の命を救う成果を、出来る限り早く見出していただきますことを、切に望むものであります」とコメント。

その他に「新型コロナウィルスの治療に有効な新薬の開発が、喫緊の課題。各国が個別に開発するのではなく、友愛精神で、お互いに協力。智恵を結集して開発にあたることが、とても大事だ」と促した。

東アジア共同体研究所の理事長を務めている立場もあってか「今後は、中国にもこの研究会に参加をしていただけないかと声をかける」と自らの動き方も示していた。

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