忙しくてダイエットするヒマがないという女子! 忙しさをエクササイズしない理由にできなくなる本が登場しました。
産後太りから-15kg! 人気ダイエットブロガーの「今すぐ真似できる美ボディ習慣」5つ
その名も『モデルが、こっそり続ける 痩せてキレイになる ながらエクサ!』(井上雅喜著/マガジンハウス)。毎日の生活のなかでできる「ながらエクサ」は、週1スポーツジムに通うより、効果があるというのです。
著者は、ミスインターナショナルやミスユニバースなどに出場するモデルや、ファッション誌専属モデルなどへの指導歴が豊富な井上雅喜さん。
モデルがこっそり続ける「ながらエクサ」、生活のなかに取り入れてみませんか?
ベースは普段からの正しい姿勢
土台がしっかりしていない建物はいずれ倒れてしまいます。美しい体型を維持するための土台とは、普段からの正しい姿勢。
長時間のデスクワークや、長年生きてきたなかでついたからだのクセで、からだは歪んでいます。
下記の5点つけ姿勢チェックをして、正しい姿勢のイメージをつかみましょう。
まずは壁に後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、そしてかかとの5点をつけて立ってみましょう。
です。
この時、あごはひいて、視線はまっすぐ前へ。両肩を壁につけるのが難しい人は、背中が丸まっている可能性があります。
お尻の一番トップの部分を壁につけます。このとき腰の間に手のひら2枚分以上の隙間があると、骨盤が前傾している可能性大。
ふくらはぎの真裏の膨らみが壁にぴったりつくかどうかで、足のラインがきれいにまっすぐかどうかがわかります。
そして、両足のかかとを壁にくっつけて立つこと。これがすべての基本になります。
鍛えるべきは「ながら筋」
姿勢や体型の維持にか関わるのは主に以下の5つの筋肉。
名づけて「ながら筋」です。
ながら筋は連携して、鍛えれば体型を美しく、鍛えなければもっさり見えてしまう力を持っています。
たとえば、猫背で背中がまるくなると、背中の筋肉が引っ張られてゆるみがちになります。と同時に、肩が前に出ていわゆる巻き肩に。そうなると、胸の筋肉が縮こまり、硬くなります。
さらにお尻の筋肉が弱いと、ヒップは垂れ下がり、骨盤は後ろに傾くことに。そうなると自動的に下腹が前に出て、お腹の筋肉もたるみます。
あっという間にもっさり体型の出来上がり!
というわけで、鍛えるべきは、ながら筋。
・硬くなりがちな胸の筋肉
・ゆるみがちな背中の筋肉
・たれがちなお尻の筋肉
・たるみがちなお腹の筋肉
・つっぱりがちな太もも裏の筋肉
ながらエクサで、ながら筋のアンバランスを整え、太りにくいからだを手に入れていきましょう。
1: まずは朝目覚めたら
目覚めた時から、エクササイズは始まっています。
朝起きあがってまず、顔を洗うとき、この上半身を前に倒すという大きな動きをエクササイズに取り入れない手はありません。
両足を肩幅の広さに開いて、爪先を少し内側に向けます。直立姿勢でまずは洗顔フォームを顔になじませたら、足のポジションはそのままで、膝は曲げずに上半身を前に倒して顔を洗います。
このとき、たっぷりと太ももの裏が伸びるのを感じてあげてください。
筋肉がストレッチされ、太もも全体の引き締めに効果があります。
2: 外出先でも!
ながらエクサは、人目を気にすることなく、さりげない動作ですることも可能です。たとえば……
電車を待ちながら
駅のホームで電車を待つとき、どんな姿勢で立っていますか?
簡単な足の動きで、ゆがみがちな骨盤を調整することだってできるのです。
両足を肩幅に開いてまっすぐに立ちます。その姿勢から、まず片方の脚をつけ根から引きあげ、地面から浮かせます。上体はまっすぐにキープ。反対側の脚も同様にします。
これなら、周囲から変な目で見られることもないはず!
片足に重心が偏りがちな人は、特にぜひやってみてください。
買い物でレジを待ちながら
スーパーで買い物するとき、カートを使っている人は、これを機にやめてみましょう。買い物かごが思わぬエクササイズの道具になるのです。
両手でかごを持って、からだの正面でキープします。かごの中身が重ければ重いほど、背中の筋肉が鍛えられ、後ろから見られてもはずかしくない背中をつくってくれます。
重いとつい床に置いてレジを待ってしまいがちですが、こういったすき間時間を使わない手はないのです。
ながらエクサは時間と場所を選びません!
他にも本書には、家事をしながら、食べながらできるものなど、全部で39のながらエクサが紹介されています。
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ながらエクサが魅力的かつ効果的なのは、回数やセット数を気にしなくていいという点です。
とにかく自分の生活のなかで無理なく、こまめにエクササイズを取り入れればOK。自然と、美しくあることへの意識も高くなるのではないでしょうか。
モデルや女優など、美しい人はもとが美しいことに加えて、美を維持し、向上することを常に心がけているからこそ美しいのですよね。
まずはすぐに取り入れられるものから始めて、エクササイズを特別なものでなく、習慣にしてしまいましょう。
特に、スーパーのかごを使ったながらエクサは、やり慣れていないと、二の腕もプルプルしますし、かなりの負荷を感じると思いますよ。
外部リンクウレぴあ総研