20日(土)朝、輪島の上空には11月下旬並みの強い寒気が流れ込む見込みです。関東でも大気の状態が不安定となり、午後は局地的に雨雲が発達するでしょう。

輪島には平年より7度も低い寒気

20日(土)にかけて西日本から東日本の上空およそ5500メートル付近には氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。特に輪島の上空には20日(土)朝には氷点下23度くらいの寒気が予想されています。これは平年よりも7度も低く11月下旬並みで、季節を一歩先取りした寒気です。この強い寒気の流れ込みで大気の状態は非常に不安定になり、20日(土)も山陰や近畿、北陸など日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

関東 晴れても天気の急変に注意

20日(土)は関東でも変わりやすい天気となりそうです。関東は午前中から大体晴れますが、この晴れ間に油断はできません。午後は上空の寒気が次第に流れ込み、大気の状態が不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込みです。山沿いだけでなく、平野部でも天気が急変することがあります。念のためお出かけには雨具を用意しておくと安心です。

日曜はからっと秋晴れ

関東は週末のお出かけは日曜日がおススメです。日曜日には大陸からの高気圧に広く覆われて、全国的に秋晴れとなりそうです。湿度も低く、からっとした空気に包まれて、過ごしやすいでしょう。都心では10月10日に日照時間が5.9時間でしたが、その日以来、1日の日照時間が5時間に満たないほど日差しの少ない日が続いていました。ようやく日曜にはたっぷりの日差しに恵まれそうです。既に日光など関東北部の標高の高い所では紅葉の見頃を迎えている所もあります。秋のさわやかな空気に包まれて、紅葉狩りにお出かけするのも良さそうです。