エヴァンゲリオン新劇場版』の新作でありシリーズ完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開が2020年になることが7月20日に公式発表された。

『エヴァンゲリオン新劇場版』及び『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2007年に劇場公開された『エヴァンゲリオン新劇場版:序』から始まった映画シリーズ。2009年には、2作目『エヴァンゲリオン新劇場版:破』が、2012年には3作目の『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』が劇場公開。

そして今回第4作目となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報及び公開年が全国映画館にて発表されたが、これまでの公開延期の歴史が「どんどん酷くなっている」と、ファンの間で話題となっている。

そもそも、新劇場版は、前編・中編・後編・完結編の全4部作で、前編は2007年初夏、中編は2008年陽春、後編と完結編は“同時上映”で2008年初夏に公開される予定であった。

【公開延期の歴史】
『序』<予定>2007年初夏→<実際>2007年9月1日公開(約4か月遅れ)
『破』<予定>2008年陽春〜2008年→<実際>2009年6月27日公開(陽春からだと約1年2か月遅れ)
『Q』<予定>2008年初夏→<実際>2012年11月17日公開(約4年7か月遅れ)
『シン・エヴァンゲリオン』<予定>2008年初夏→<実際>2020年(約12年遅れ:仮)

この現状に、「12年遅れはやばい」「もう永遠に来ないんじゃないかと思ってた」「もう諦めかけていた」といったコメントも。

さらにSNSでは、

・最低でも2年は公開延期になるのが通例
・2023年が楽しみすぎる!!!!!!!(延期した時に泣くから保険をかけておく…)
・多分延期になるので 2024年公開と考えておけば 気持ちも落ち着くだろう。
・何回延期するかな
・絶対また延期するだろ

など、2020年の公開を信じていないファンが多数。

本来であれば2008年に完結していたはずの作品が2018年にまだ未完という現実。1997年に旧劇場版で盛り上がっていたアニメファンたちは、20年後もまだエヴァの完結を待っている状況だとは思いもしなかっただろう。

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