途中出場で千金弾の本田を韓国紙が称賛

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は24日、1次リーグH組で日本はセネガルと2-2でドロー。貴重な勝ち点1を加えて、決勝トーナメント進出に前進した。2度のリードを許しながらも、途中出場のMF本田圭佑が後半33分に同点ゴールを決め救世主に。日本人初となるW杯3大会連続ゴールの偉業を達成した、背番号4を韓国紙も絶賛している。

「日本とホンダが見せてくれた発想の転換、スターもジョーカーになることができる」

 こう伝えているのは韓国のスポーツ紙「スポーツソウル」だった。

 2戦連続の途中出場で初戦はFW大迫の決勝点をアシスト、セネガル戦では出場のわずか6分後に同点ゴールを決めた。日本の切り札的な活躍を見せている本田を特集している。

「ホンダ・ケイスケは日本で最も存在感がある選手だ」

「ホンダを超えるポテンシャルを持つ選手は日本にいない」

尽きない賛辞「彼が自身の役割に忠実でなければ達成することはなかっただろう」

 同紙はアジア人プレーヤーとして屈指の実績を誇る本田に対して賛辞の言葉を並べている。

 2010年の南アフリカ大会、14年のブラジル大会、そして今回のロシア大会と3大会連続でゴール&アシストをマークした本田。これはアジアという枠を超えて、1966年大会以降ではイングランドMFベッカム、オランダFWロッベンらに並ぶ6人目の快挙だった。

「もし彼が自身の役割に忠実で、利他的、そして謙虚でなければ達成することはなかっただろう」

 開幕前の批判を跳ね返して偉業を達成した男に対して、同紙は拍手を送っていた。(THE ANSWER編集部)