おはようございます、現地(サンノゼ)は夕方です(原稿執筆時)。
WWDC 2018基調講演では、実にさまざまな新機能がお披露目されました。
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まだまだ詳報アップしますが、とりあえずサクッと知りたいという方のため、抑えておくべきポイントを場内が湧いた場面を切り取ることでご紹介していきたく思います。デベロッパーの方々の歓声だけでなく、日本のプレスの方々との雑談、ツイートの反応なども参考にしつつ、あくまで独自に解釈したものです。Appleの思惑やユーザーのQoL向上などはいっさい考慮しておりませんのでご了承ください。
※トップ10としながら、12位から始まりますが気にしないでください。
12位. UIにダークモード追加(macOSパート)
まぁ、開発者会議ですからね。黒字にコードが映えるっていうのがみなさん、とっても嬉しかったようで場内湧きました。
11位. かざして採寸できる「メジャー」(iOSパート)
AR機能を用いて採寸。立体・平面ともかなり正確に測れるようです。アプリへの応用も効きそうですね。
10位. 自分の顔がつくれるMemoji(iOSパート)
自分専用のAnimoji、Memoji(ミーモジ)がつくれるようになります。早くGalaxy S9の機能と比べてみたい! また、FaceTimeが最大32人で話せるようになりましたが、そこにもMemojiが使えることがアナウンスされたときも、なんだか大騒ぎでした。女性の社員など、化粧せずに参加できそう? しかし、なかなかFaceTimeってビジネスで使う機会はないですよね......。
9位. iPhone使いすぎアラート(iOSパート)
デベロッパーにアプリつくってつくってーという開発者会議なのに、使用を制御しちゃうアプリどうか......という声も。
8位. ボイスメモがiCloud同期可能に(iOSパート)
iPadにはなかったのですね......。ジャーナリスト陣は「電卓はよ」って言ってました。
7位. 通知機能のグループ化(iOSパート、watchOSパート)
通知機能をカテゴリーごとにグループ化できるようになりました。ソーシャルのメンションなどで埋まってしまうこととかありますよね? さまざまなアプリから通知があるため、もう通知の意味をなしていない状況ですが、これで改善されそうです。
6位. ARKitのデモ(ARパート)
会場にギターが登場。レゴのデモもすごかったですね。そのうち実際にあるものとの区別がつかなくなりそうです。
5位. Apple Watchがトランシーバーに(watchOSパート)
新watchOSの目玉機能「Walkie Talkie」。未来少年っぽいですな。セルラー版ならiPhoneなしでもいけちゃいます。
4位. 新macOSの名称(macOSパート)
山の名称が尽きて、カルフォルニアの砂漠の名称に。
3位. iOSは古い機種にも対応し今秋リリース(iOSパート)
5s以降のiPhone、iPadはAir以降、iPad mini(2世代以降)、iPod touch(6世代以降)にもインストール可能。ユーザーの環境がそろうのは、デベロッパーにとってもプラスですからね。
2位. Siriのショートカット(iOSパート、watchOSパート)
対応アプリからボタンを押すだけで、自分の行動に沿ってSiriがレコメンドしてくれます。ジャーナリスト陣はSiriのショートカットに注目している人が多かったですね。実際の活用シーンでは、Apple Watchのほうが役立ちそうとも。
さて、いよいよ1位は......。
1位. iOSとmacOSを統合しません(macOSパート)
さんざん囁かれてきたことに対し、フェデリギ氏は「両者は今後とも別々のプロダクト」とキッパリ否定しました。今回のWWDCにおけるmacOSのパートでも、スクリーンショットやApp Storeなどの新機能はiOSのものを持ってきた感じですし、iOSアプリの導入についても触れたため「どうせまた言われるな」と思ったのでしょうね。
以上、あくまで独自に解釈したWWDC 2018盛り上がった瞬間トップ12(訂正)でした。