[画像] 「ターナー 風景の詩(うた)」展、新宿で開催 - 日本初公開含む120点に見る“光の画家”の真髄

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの展覧会「ターナー 風景の詩(うた)」展が、2018年4月24日(火)から7月1日(日)まで、東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて開催される。

イギリスを代表する風景画の巨匠・ターナー

穏やかな田園風景や嵐の海、聳え立つ山岳など、美しい自然の様々な表情を優れた技法で表現した、イギリスを代表する風景画の巨匠・ターナー。独特の光や空気感の表現からターナーは“光の画家”とも評され、その風景画は、フランスの印象派をはじめ、多くの芸術家に影響をあたえたことで知られる。

初来日含む約120点の作品が集結

本展覧会には、水彩、油彩、版画作品など、イギリスで出版されているターナーの研究書や美術書で紹介される第一級作品約120点が集結。その作品の多くは日本初公開となる。

地誌・海・イタリア・山岳、4つの視点からターナー作品の核心と魅力に迫る

展覧会は、描かれた場所が特定できるような、記録的な性格を持つ「地誌的風景画」、四方を海に囲まれたイギリスを語る上で切り離せない「海」にまつわる「海景 ‐ 海洋国家に生きて」、当時の芸術家たちにとって模範でもあったというイタリア文化に受けた影響をみる「イタリア ‐ 古代への憧れ」、見る者に畏怖を抱かせるような自然に美を見出す「サブライム(崇高)」という芸術概念に焦点を当てた「山岳 ‐ あらたな景観美をさがして」の全4章で構成。イギリス美術研究の第一人者であるクリストファー・ベーカー氏によるこの4つの章立てで、ターナー作品の核心とその魅力に迫る。

開催概要

「ターナー 風景の詩(うた)」展
開催期間:2018年4月24日(火)〜7月1日(日)
※月曜日休館(ただし4月30日は開館、翌5月1日も開館)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
開館時間:午前10:00〜18:00
※5月9日(水)、16日(水)、6月26日(火)〜30日(土)は19:00まで
※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,300(1,100)円、大学・高校生900(700円)、65歳以上1,100円、中学生以下無料※()内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は展覧会オンラインチケット、イープラス、主要プレイガイドなどで販売(1/19〜4/23まで販売、手数料がかかる場合があり)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の提示者とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳の提示者は本人のみ無料。
早期ペア券:2,000円(2枚セット)
※500組(1,000名)限定/限定数に達し次第終了
※1月19日〜3月25日まで販売

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600


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外部サイト

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