チェルシーは29日、2016-17シーズンにおける年間決算を発表した。

▽発表によると、チェルシーは1530万ポンド(約23億3000万円)の収益を上げ、売上は3億6130万ポンド(約550億円4400万円)を計上。これは前年度の3億2910万ポンド(約501億3900万円)から9.8%の増加で過去最高の数字となったようだ。

▽また、17-18シーズンは更なる総収益を見込んでいる模様で、クラブ史上最大のスポンサー契約となったナイキとの契約料や、2年ぶりのチャンピオンズリーグ出場における売上高が見込まれているという。なお、ナイキとの契約料は公表されていないが、イギリスの複数メディアによれば、契約期間は15年で、契約金は年間6000万ポンド(約91億4000万円)とのことだ。

▽最後に、チェルシーは親会社であるフォードスタム・リミテッド社が新スタジアム建設費用により、1420万ポンド(約21億6300万円)の連結損失を記録したことも併せて伝えている。イギリス『BBC』によれば、新スタジアム建設に5億ポンド(約761億7000万円)の費用がかかるとされている。2020年に着工予定で、完成までにはそこから4年ほどかかる見通しのようだ。