(桃園 21日 中央社)修学旅行で台湾を訪れた日本の高校生らが20日、北部・桃園市大渓の至善高校で、木工芸品づくりなどを楽しみながら台湾文化を体験し、日台交流を深めた。

至善高校によると、同校を訪れたのは埼玉県立草加高校(草加市)の教師・生徒ら約400人。同校では事前に、朝礼の時間を週2回日本語の基礎会話練習に当てたほか、昼休みにも日本の楽曲を放送するなどして受け入れ準備を進めてきたという。

当日には体験授業やゲームなど、さまざまな交流プログラムが用意され、全校を挙げて草加高校を歓迎。インテリア学科で行われた木工芸品づくり体験では、地元で盛んな木工芸文化が紹介され、生徒たちは木製コースターに焼き印を押すなどの作業を楽しんだ。

(呉睿麒/編集:塚越西穂)