「恋愛に敬語なんて他人行儀じゃない?」と思うかもしれませんが、好意があってもなくてもいきなりタメ口は危険。相手に「非常識」と思われてしまったらすべてが終わってしまいます。

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あたりまえですが、最初のうちは敬語が基本。

かと言ってガチガチなのも……。

そこで使うべきなのは“ライトな敬語”です。これを使いこなせれば、モテること間違いなし!

ライトな敬語とは何なのか、どんな風に使うのか、“モテるライトな敬語”についてご紹介します。

ライトな敬語って?

例えば飲み会にて。みんなで飲んでいるとき、みんなが聞いている会話は敬語です。

そこで、二人で話すタイミングがあったら、ライトな敬語になってみましょう。

ライトな敬語とは、話す言葉は丁寧で、ですます調です。相槌や返事は「うん」「そうだね」「わかんない」「どうかなあ」と、くだけてみます。

「もっと飲む?」「これ食べた?」と、疑問形もタメ口に。つい親しみが出た感じにすると、相手はドキッとします。

つまり、敬語とタメ口をミックスしたものがライトな敬語です。

年上の男性の場合

基本的に敬語ですが、二人のときは少しタメ口に。LINEの場合は、最初は敬語で次に続く二回目はタメ口という順番で。

たとえば「お疲れ様です!こないだはありがとうございました」とあなたが送って、彼が「無事帰れた?」と返事をしたとします。

それに対するあなたの返事は「はい、無事到着したよ♪」というようにしてみるのです。

同い年の男性の場合

最初は敬語で。同い年だと明確になったらタメ口に移行します。

ただ、男性はどこかで自分を立ててほしいと思っているので、丁寧語を入れましょう。

「お弁当」「お水」など、「お」はつけておく。「了解『です〜』」「わかりました」

と、会話を終えるときや、了承するときは敬語だとなおいいでしょう。

年下の男性の場合

敬語です。すぐにタメ口になりたいところですが、ここは意外性で敬語を長めに使っておきます。

とはいえずっと敬語のままでも心を開いていない感じがするので、ほどほどにします。

言葉を和らげる「クッション言葉」とは

クッション言葉は主にお願いするときに使います。「また飲みに行きたい」などのお願いのときなどに、硬くならなくする効果があります。

「もしよかったら」「忙しいところごめんね」と、話を始めるときにいったんクッションします。

気遣いが出せて、丁寧で優しい印象。お願い事もこの一言で断りづらくなるはず。

男の敬語のホンネ

当然、彼にはタメ口を使ってもらいたいですよね。でも、彼は敬語のままだったり、敬語が混じる……。そんな場合はもしかして脈ナシなのかな?と思いがちですが、好意のある女性の前では敬語になるのが普通です。

部下の女性や、幼なじみや元クラスメイトなら、最初から最後までフランクということもありますが、出会いは職場や仕事関連、紹介、趣味の場などお互い知らない人が大半。

男性も、好意のある女性には「常識のない人ね」と思われたくないもの。敬語はもちろん敬意を表しており、嫌われたくないという意味です。

第一印象がのちのちまで影響しますから、自分を低く見せることで受け入れてもらいやすくする、という考えも持っています。

「タメ口でいいよ」と言うのが早い男は…

こういう男性は「惚れたほうが低い立場」と思っています。

男性がすでにタメ口で、なおかつ「君もタメ口になりなさい」と言っているのは、自分のほうが高い位置と思っているのです。

また、男性が早いうちから突如「タメ口でいいよ」と言い出すのは、敬語からタメ口に進むときのドキドキや、ためらいなど恋の機微を楽しむことなく、早く進もうとしているのかも。要観察かもしれません。

敬語で話すということは、よそよそしさはありますが「あなたを尊敬している」「あなたのほうが上である」ことを表現しているので、男性からすれば心地いいし、優越感に浸れるようです。

そして、礼儀正しくきちんとした女性、信用できる女性だと思ってくれます。
つまり、女としてのランクが上がるのです。

バリバリの敬語だとふたりの壁は高いまま。でもあまりにもざっくばらんだと「なんだこの女」と思われてしまいます。

そこで、最初は敬語で、仲良くなってウッカリ出てしまったタメ口、そしていつのまにか敬語とタメ口半々……といった進み方にしておくといいと思います。