[J1リーグ19節]川崎2-5磐田/7月29日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 5
立ち上がりからペースを掴み内容では圧倒。逆転を狙った後半立ち上がりにミス絡みで連続失点を喫し万事休す。内容を結果につなげられなかった。
 
 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 5
試合の行方を決めた3失点目を止めていれば…、とは思うがGKとしては厳しい場面だった。珍しく、決定機を決められ続けた。
 
DF
18 エウシーニョ 5
引いて守る磐田を相手に常に高い位置を取り続け、攻撃に関与し続けた。警告を受けた場面はらしくなかったが、審判にペースを乱されることなく試合を続けた。
 
5 谷口彰悟 5
2失点目が残念。その後、挽回のチャンスもシュートはポストに弾かれた。カウンターを沈めてきた相手の上手さを防ぎきれず。
 
23 エドゥアルド 5.5
同点ゴールをアシストした場面を皮切りに攻撃面でパワーを出していた。本職の守備面でも川又と激しくやり合うが、結果としての5失点は反省材料。
 
7 車屋紳太郎 5.5
攻撃では早いタイミングでのクロスでチャンスメイクしており、またパスワークにも顔を出して貢献はできていた。
 
MF
21 エドゥアルド・ネット 5.5(58分OUT)
セットプレーで決めた同点ゴールは見事だったが、守りを固める相手に対し、攻撃の手助けができていなかった。
 
10 大島僚太 4.5(75分OUT)
攻守でボールに関わり、いい働きぶりを見せていた。ただ、結果としてパスミスが試合の流れを決める3失点目につながってしまった。
 
14 中村憲剛 5.5
いつも通りのプレーぶりを発揮してピッチに君臨したが、結果的に引いた相手を崩しきれなかった。チームに勝利をもたらせなかった。
 
8 阿部浩之 5.5
引いた磐田に対し、ボールに顔を出し続けてプレーの組み立てに参加。ポストを叩くシュートを2本放つなど怖さは出せていた。結果につなげたかった。
 
2 登里享平 5.5(58分OUT)
プレー自体は悪くなく、よく攻撃に絡めていた。もう少し仕掛けてほしかったが、守ってくる相手だっただけに厳しい試合となった。チーム戦術で早めの交代となった。
FW
11 小林 悠 5
キャプテンとしてチームを牽引しつつ決定的なヘディングを放つなど点取り屋としての矜持は示した。ゴールを見せてほしかった。
 
交代出場
MF
19 森谷賢太郎 5(58分 IN)
効果的な働きはできなかったが、ブレ球のミドルシュートでゴールを脅かした。スペースが少なかっただけに難しい試合となった。
 
41 家長昭博 4(58分 IN)
2点差を追いつくべく投入されたが、その直後にパスミスし、4失点目のきっかけを作る。また攻撃時にバックパスが多いのも気になった。技術の高さを攻撃につなげられなかった。
 
MF
9 森本貴幸 5(75分 IN)
チームを勢いづかせる2点目は見事だったが、その後に訪れた決定機を外したのはいただけなかった。
 
監督
鬼木 達 4.5
評価が難しい試合だった。相手を圧倒した内容だっただけに、出来ていた点は評価したい。ただ、その試合を勝たせられなかった事実もある。あの内容で大敗した結果を重く見たい。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
磐田 7
内容では圧倒されたが、ある程度割り切って戦っており想定の範囲内であろう。2失点はしたが、5得点は見事。敵地での勝利に華を添えた。
 
【磐田|採点・寸評】