“若者のテレビ離れ”という言葉をよく耳にする。地上波で「キワドい企画」ができなくなったのも、その理由のひとつかもしれない。

そんな中、今田耕司さん、東野幸治さんの“Wコウジ”が、「今の地上波ではできない企画」に挑戦中だ。2017年6月から配信開始したネット番組『今田×東野のカリギュラ』が注目を集めている。



アブない香りのする「ヤバイ企画」が満載

「カリギュラ」とは、“禁止されるほど試したくなる”という心理現象のこと。「マニアックすぎて観る人を選ぶ」「コンプライアンス的にNG」といった理由で、今の地上波では実現が難しい企画に挑むバラエティ番組だ。

“バラエティ”といっても、単純な笑いを提供する内容ではなく、「生きることの本質」「人間らしさ」「現代社会の闇」など、社会的メッセージもはらんだラインナップとなっているという。たとえば、6月から始まったシーズン1では…。

禁止企画1:「東野、鹿を狩る」
「狩猟をしてみたい」という願望を持っていた東野さんが、プロから狩猟のいろはを学んでいくシリーズ企画。狩猟の厳しさに直面しながら、「生きるとは何か?」に本気で向き合っている。

狩猟で仕留めた生き物の解体の様子など、地上波ではモザイク処理されるところが、そのまま映し出されている。東野さんの持ち味でもある“クズさ”が随所に発揮され、思わず笑わされてしまう場面もあるという。



禁止企画2:「うちの親は大丈夫!母ちゃん、オレオレ詐欺選手権」
番組で結成した詐欺グループが芸人の母親に本気で「オレオレ詐欺」を仕掛けてみるという。「うちの親は大丈夫!」と思っている、ジャングルポケットの太田博久さんらが挑戦。果たして、オレオレ詐欺を撃退することはできるのか…。



禁止企画3:「自作自演やらせドッキリ」
自らドッキリを考案し、全て自分で引っかかる完全な“やらせ”ドッキリ企画に挑むのはオードリーの春日俊彰さん。お色気、危険動物、カースタント、爆破、人間火だるまなど、やりたい放題の過激映像の数々が繰り広げられる。



禁止企画4:「ホームレスインテリクイズ王決定戦」
ワケあってホームレスになった方の中には、知識と教養を持ったインテリが埋もれている可能性も。“実は知識人”というホームレスを発掘すべく、賞金30万円をかけて行う「ホームレスインテリクイズ王決定戦」。その意外な結末に、司会を務めた銀シャリも言葉を失うという…。



禁止企画5:「教えてシリガール〜美女のイケないレッスン〜」
7月7日(金)から配信のケンドーコバヤシさんによる持ち込み企画。美女たちが登場し、“あるレッスン”を施してもらうという内容だ。タイトルからして、“夜”の雰囲気が漂っている。



どんな内容かは、自身の目で確かめてみると良いかもしれない。『今田×東野のカリギュラ』はAmazonプライム・ビデオにて放送中。年会費3,900円で動画見放題だが、30日間無料トライアル視聴が可能だ。(提供:Amazon プライム・ビデオ)

――今田×東野のカリギュラ
(ソーシャルトレンドニュース)

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