シャンプーは、洗髪する際に欠かせないヘアケアアイテムですが、毎日の消耗品のため、うっかりきらしてしまうことも多いです。

今回は、日用品の中でシャンプーの代用となるものを紹介します。

シャンプーの効果

シャンプーは、髪や頭皮に付着した汚れを落とし、衛生的な状態にするために行います。

特に、頭皮から分泌される皮脂は、お湯のみでは落ちにくいため、頭皮の毛穴に詰まった皮脂や汚れを落とすためには、シャンプーを使って洗髪することが効果的になります。

シャンプーを代わりになるもの

シャンプーを切らしてしまった際に、シャンプー代わりに使用できるものには、「石鹸」「ベビーパウダー」「米のとぎ汁」「重曹」などがあります。

中でも、「石鹸」と「ベビーパウダー」は、シャンプーの代用品としての効果が高いので、より実践的な代用品になっています。

石鹸

石鹸やボディソープは、シャンプーと同じ界面活性剤ですので、ほぼ同様の洗浄能力があります。そのため髪や頭皮の汚れを落とすという面では、シャンプーと同じ効果が期待できます。

しかし、石鹸やボディソープで洗髪することは、洗髪後の髪のキシみという問題点があります。

なぜ石鹸やボディソープで洗髪するとキシみが生じてしまうかというと、シャンプーには髪のキシみ対策として、シリコン成分が配合されていますが、石鹸やボディソープには、シリコン成分が配合されていないからです。

そのため、シャンプーに近い洗浄力を持っているのですが、石鹸やボディソープは、あくまでシャンプーの一時的な代用品としての使用に控えておくべきです。

ベビーパウダー

ベビーパウダーは、水を使って洗髪できない際に、シャンプーの代用として洗髪することができます。

ベビーパウダーの本来の使用用途は、赤ちゃんの肌荒れを防ぐために使用します。

そのため、使用される成分も肌に優しいものを使用しており、主成分はコーンスターチと滑石になっています。

ベビーパウダーが、シャンプーの代用品として使用できる理由は、コーンスターチと滑石には水分や脂分を吸収するはたらきがあるためです。

この特性を生かして、髪や頭皮にベビーパウダーを塗布すること、汚れを吸収して取り除くことができます。

ベビーパウダーの使い方を説明します。

1.まず髪が乾いた状態で軽くブラッシングし、表面の汚れを落とします。

2.次に、手のひらに小さじ1杯分のベビーパウダーをのせ、軽く伸ばし頭皮に塗布します。マッサージしながら頭皮の汚れを浮き上がらせます。

3.再びブラッシングしベビーパウダーを落とし、最後に乾いたタオルで拭きとり完了です。

もしシャンプーをきらしてしまった場合は、是非試してみて下さい。