メンデス氏が独誌報道に真っ向から反論

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに突然の“レイプもみ消し疑惑”が浮上し、ロナウドの代理人側が「メディアのでっち上げだ」と激怒している模様だ。

 ロナウドは現地時間12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルンとの第1戦(2-1)で2得点を挙げ、UEFA主催のクラブ公式戦で100ゴールを達成するなど、決定力に陰りは見られない。

 しかしそのロナウドについて、ドイツの雑誌「デア・スピーゲル」はマンチェスター・ユナイテッドからレアルに移籍した直後にレイプ疑惑があったとして、2010年に弁護士が示談によって37万5000ドル(約4100万円)を支払うことで和解したとレポートした。

 これに対して米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によれば、ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が「これはメディアのでっち上げだ」と真っ向から反論。報じられた文書は、ロナウドと関係性のない弁護士が作ったものとした。

「ロナウドは反論する力を有している」

「シュピーゲル誌の報道は虚偽であり、ロナウドはこれに反論する力を有している。今回のレイプ疑惑は非常に遺憾なもので、彼の評判を傷つけるものだ」とも記した。

 レアルはリーガ制覇とCL連覇がかかっており、ロナウドにはバロンドールを受賞した昨年以上の活躍が期待されている。そのタイミングでの報道とあって、ロナウド側も怒り心頭なのは間違いない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images