iOS 10.3がリリースされ、「iPhoneを探す」にAirPodsを探す機能が追加されました。Air Podsはケースから取り出すだけでiPhoneと接続できるBluetoothヘッドセット。しかし、ワイヤレスという特性から、なくしやすいという課題がありました。

今回のアップデートにより、"使いやすいけどなくしやすい"そんなイメージのあるAirPodsが従来より管理しやすくなります。ここでは、「iPhoneを探す」を利用して、AirPodsの現在地を地図で確認したり、音を鳴らしたりする方法を紹介します。

【ギャラリー】「iPhoneを探す」からAir Podsの現在地を調べる方法 (5枚)

「iPhoneを探す」からAirPodsを探す

「iPhoneを探す」は、なくしたiPhoneの現在地を調べたり、遠隔操作で音を鳴らしたりする機能です。iOS 10.3のリリースにより、AirPodsでも同じ機能が使えるようになりました。

まずは、「iPhoneを探す」を起動し、Apple IDでログインしましょう。「◯◯のAirPods」という項目が追加されていることがわかります。ここをタップし、AirPodsの現在地を調べましょう。

▲「iPhoneを探す」を開き、Apple IDとパスワードを入力したら「サインイン」をタップ

▲「iPhoneを探す」画面で「◯◯のAirPods」をタップ(左)。AirPodsの現在地が地図上に表示された(右)

これで、AirPodsの現在地を特定できました。なお、AirPodsを別々の場所に落っことして来たという場合、地図上にはどちらか片方しか表示されません。この場合はまず地図に表示されているほうのAirPodsを見つけてケースに入れ、地図表示を更新すれば、もう片方の場所がわかります。

なかにはAirPodsを家のなかでなくしてしまう人もいると思います。そんなときは、現在地が表示されている画面で「アクション」をタップし、AirPodsの音を鳴らしてみましょう。

▲AirPodsの現在地を示す画面で「アクション」をタップ(左)。次に、「サウンドを再生」をタップする(右)

画面が切り替わり、「サウンドを再生中です」と表示されます。なお家の中で、「AirPodsが片方だけ見つからない」というときは、画面下にあるアイコンをタップして、音が出るAirPodsを左右どちらかに設定できます。

▲「サウンドを再生中です」と表示されたら、AirPodsから音が出ているサイン(左)。画面下部にあるアイコンをタップすると、音が出るのを左右どちらかにAirPodsに限定できる(右)