▽日本代表は27日、翌28日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のタイ代表戦に向け、試合当日の会場となる埼玉スタジアム2002で最終調整を行った。

▽練習終了後、FW宇佐美貴史(アウグスブルク/ドイツ)がミックスゾーンでメディア陣のインタビューに応対。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が示唆するジョーカー起用に「自分のところで違いを作るイメージ」とアイデアを膨らませた。

◆FW宇佐美貴史(アウグスブルク/ドイツ)

──コンディション

「大丈夫。ぼちぼちです」

──試合勘

「どうかな。大丈夫だと思う。もちろん、(試合に)出て、コンスタントに試合をこなしている方が正直言えば、良いコンディションというか、良い状態で入っていける」

「でも、サッカーをすることに変わりはない。自分の中で、自信というか、自分自身のサッカーをしていく感覚がブレないようにしていけば、大丈夫だと思う」

──監督からジョーカー起用に何か言われたか

「特に言われていない」

──タイを崩すイメージ

「引いてきたとしても、個人の力で上回ることができれば崩せると思う。ただ、守りに徹してくるというよりも、出てくるときは出てくるだろうし、サッカーができるチーム。100%ずっと引かれて、ずっと守備に徹してくる展開にならないと思っている」

「実際、タイも無失点で終えている試合が少ないし、徹底して守備をしてくるというよりも、自分たちの理想の上で出てくるシーンも多いと思う。そこで、自分たちもやり易さが出てくる」

──ジョーカー起用のイメージ

「ボールを保持する時間が多くなれば、ボールも入ってくる回数が多くなる。出るポジションにもよるけど、サイドで出るなら剥がしていくプレーを増やしていかないといけない。自分のところで違いを作るイメージでいる」