憧れの小顔。顔が小さい女性の隣に並んで写真を撮ると、自分の顔の大きさに愕然とすることがあります。

顔の大きさの多くの原因はむくみ。朝起きた時にパンパンに腫れた顔がなかなか治らない人は、今日から顔ヨガを日課にしてみましょう。

今回はヨガインストラクターである筆者が、小顔になれる顔ヨガを紹介します。

■小顔マッサージでニキビができる?

小顔マッサージをしていて、吹き出物ができた経験はありますか? 顔のむくみで悩む人は、顔にも老廃物がたまっています。

その老廃物を的確に流せるマッサージができればいいのですが、慣れない状態でマッサージをするとうまく老廃物が流せず、吹き出物ができてしまう場合があります。

皮膚に手が触れる時間が長い分、手の油なども原因のひとつになります。

■表情筋を動かして顔のむくみをごっそり取り除く

マッサージの手順を覚えるのもなかなか難しいもの。そんなときは表情筋を動かして顔の老廃物を流していきましょう。最近話題の“顔ヨガ”も、まさしく表情筋を動かす顔のストレッチです。

マッサージの手順を覚える必要もなく、いつでもどこでも簡単にできてしまいます。守ることがあるとすればたったひとつ!

スキンケアをした後など、肌が乾燥していない状態で行うことだけです。

■むくみをごっそり流す「顔ヨガ」

(1)まずは大きなリンパ節のある首から鎖骨まわりを刺激します。

(2)左手を右鎖骨下あたりに置き、皮膚を矢印方向斜め下へ引っ張ります。

(3)首を左斜め後ろ方向へ倒し、右の首筋を伸ばしましょう。

(4)首の角度を少しずつ変えながら、首の周りをストレッチしていきます。

(5)反対側も同様に行いましょう。

(6)首を後ろに倒し顎を天井方向へ突き出すように意識します。

(7)(6)の状態を保ちながら、口の両隅を左右に思い切り開き、「いー」を発音するときの口の形を作りましょう。

(8)頰の筋肉がだるくなってきたら一度口を緩め、再び口の両端を左右に開きましょう。

(9)これらを何度か続けます。

(10)最後にもう一度(1)〜(5)の流れを行います。

いかがでしたか? むくみで顔がパンパンになるときは、顔周りだけでなく首周りからのケアをしてみてください。顔ヨガにも沢山のパーツ別ケア方法があります。興味がある方は是非“顔ヨガ”にチャレンジしてみてくださいね!

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※ Irina Bg / shutterstock

【筆者略歴】

yuuka

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。