伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)はこのほど、社内コミュニケーションを促進するため、退社の予定時間について周囲と共有ができる「退社時間の見える化カード」を社員に配布した。

カードは、「15時30分に帰る」「17時30分に帰る」「20時に帰る」「時間単位有休」「明日は朝型勤務」など、働き方に応じて合計20枚を用意。日々の業務について周囲と積極的に共有することによって社員の協働の意識を高め、各種の制度について活用しやすい環境を整えることが目的とのこと。また、自らの業務時間を提示することにより、業務の効率化にもつながるものと想定している。

同社は、朝型勤務の奨励施策にはじまり、就業時間帯の繰り上げ・繰り下げを可能にする「スライドワーク」、1時間単位での年次有給休暇の取得を可能にする「時間単位有休」などの制度を導入し、「働き方変革」を推進しているという。