福島県の二本松市にある東北サファリパークは、11月14日に誕生したホワイトライオンの赤ちゃんを12月17日から公開する。


ホワイトライオンの母親メルと父親セロの間に生まれた雄の赤ちゃんは、「セラム」と名付けられた。子育てが苦手なメルに代わり、飼育員が24時間体制で人工哺育をしている。誕生時は約1.4キロだった体重も、毎日ミルクを飲み4キロほどになるなど元気に成長しているため、12月17日からの公開が決定。真っ白な体毛に覆われた今だけしか見られない愛らしい姿を、特設展示ハウスで目にすることができる。また、セラムとの記念撮影会も予定されている。


ホワイトライオンは、アフリカライオンの突然変異による白変種で(アルビノではない)、生息数は世界で約300頭と言われている。東北サファリパークでは1992年6月に国内初の繁殖に成功。現在、国内の飼育頭数は30頭ほどとなっている。


<公開>
12月17日(土)〜
9:00〜16:00
特設展示ハウス


<赤ちゃんと記念撮影会>
平日12:30
土日祝日10:00・14:30
各回先着15組1,000円