仕事で遅くなった日は家に帰り、入浴する気力も無くそのまま疲れ切って就寝…忙しい社会人にとってはこのような経験は珍しいことではありません。
しかし頭皮や髪の健康を考えるなら一日一度の洗髪は大事なことであり、それを怠るのはヘアケアの観点からも感心できる習慣ではありません。

髪を洗う主な目的は頭皮の皮脂を洗い流すことです。そして皮脂の分泌量には個人差があるためシャンプー選びが大切になります。

シャンプーしないとどうなるの?

洗髪時にはシャンプーを使わず、お湯で洗い流すだけという、【湯シャン】の習慣を持つ人は存在します。
頭皮は身体の皮膚の中でも皮脂の分泌が非常に多い部位です。皮脂はいわゆる油汚れですが頭皮を保護するという役割もあります。
シャンプーは、油汚れを洗い流す効果があるため皮脂も洗い流します。湯シャンは皮脂の洗い流し過ぎを防ぎ、頭皮の健康を維持することが主なメリットです。
しかし皮脂の分泌量は個人差があり、皮脂の分泌が多い人は湯シャンだけでは皮脂が過剰になり、頭皮の毛穴を詰まらせる原因にもなります。
つまり頭皮の皮脂分泌が人並み以上に多い人は湯シャンをやめた方が良く、シャンプーでしっかり洗うべきです。

髪を洗わないと頭皮の毛穴は汚れる

頭皮の汚れは主に分泌される皮脂によるものです。皮脂は分泌量に個人差があり、人並み以上に皮脂の分泌が多い、いわゆる髪が油っぽくなりやすい人にとっては毎日のシャンプーは大切な習慣です。
皮脂はこまめにシャンプーで洗い流さないと毛穴に詰まり、薄毛や抜け毛の原因となります。頭皮の毛穴は常にキレイにしておくことで健康な髪が生えてくるのです。
そのため一日一回シャンプーをして、頭皮をキレイな状態に保つということは大切な習慣です。

自分に合ったシャンプーを選び、一日一回のシャンプーが基本!

シャンプーには製品によって洗浄力の違いがあり、皮脂の分泌が多めな人は洗浄力の高いシャンプーを使うことが推奨されます。
皮脂は洗い流し過ぎると頭皮の保護が弱くなるというリスクもあります。そのため自分の皮脂の分泌量に合った洗浄力のシャンプーを選ぶことが大切です。