ビームス(BEAMS)が、デンマーク・コペンハーゲンの国際ファッションフェア「Copenhagen International Fashion Fair(CIFF)」に出展した。日本の8ブランドを編集して紹介するプレゼンテーションの場として、8月10日から12日の3日間にわたり2017年春夏シーズンの新作を発表した。 ビームスが欧州市場を視野にの画像を拡大

 ビームスは、「CIFF」を構成する3つのセクションのうち、最も新しく注目されるコンテンツが集められる「RAVEN」に約200平米のスペースを開設。「レミレリーフ(Remi Relief)」のデザイナー後藤豊をディレクターに迎えて2016年春夏にスタートしたビームスのMade in Japanラインをはじめ、「アロイ(ALOYE)」「ノーマティーディー(NOMA t.d.)」「サヴィー(SALVY;)」「テアトラ(TEATORA)」「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」「ブラックミーンズ(BLACKMEANS)」「テーラー東洋(TAILOR TOYO)」の全8ブランドの新作を並べた。 ビームスは今年、メンズファッションECサイトMR PORTER.COMとの協業プロジェクト「Limited Japanese Capsule Collection」として1月にロンドンでメンズ7ブランドのプレゼンテーションを実施し、また6月のパリでは海外初となるポップアップストア「BEAMS JAPAN pop-up store in Paris」をオープンするなど、欧州に向けた新事業に取り組んでいる。大規模なフェアに参加する初めての試みとなった「CIFF」の出展は、未開拓の市場にリーチすることを目的に実施。ビームスが国内で取り扱っているブランドの中から欧州市場に紹介したい日本ブランドを選び、編集して見せることで集合体としての発信力を強化した。会期中は「引き合いが多く、セールスにつながる感触を得ることができた」という。